『ジュリー&ジュリア』特集 第1弾 上質映画の法則
『ジュリー&ジュリア』がお手本!上質映画の法則
極上のストーリー、演技派のキャスト、そして演出力。3つの条件が備わったとき、上質映画は完成します。映画『ジュリー&ジュリア』を例に、上質映画の法則をご紹介します。
法則1 実話が基になっている
2人の女性が歩んだ人生を基にしたストーリーに共感!
本作は、別々の時代に生まれながらも、料理を心から愛する女性2人の人生を描いたストーリー。アメリカの家庭料理に、フランスの風を吹き込んだといわれる実在の料理研究家ジュリア・チャイルドと、彼女にあこがれて、ジュリアの524のレシピを365日で挑んだ日々をブログにつづった女性ジュリー・パウエル。2人の主人公が実際に歩んだ人生を基にしているからこそ、上質の物語が生まれるのです。
法則2 キャストが魅力的
実力派女優の2大競演! 上質な演技で上質映画は作られる!
伝説の料理研究家ジュリア・チャイルドを演じるのは、これまでオスカーに2度輝いた演技派女優メリル・ストリープ。声色も話し方も独特なジュリアそっくりに役柄を作り込み、現場のスタッフを驚嘆させた彼女の演技力はもはや神懸かり的! ジュリーを演じるエイミー・アダムスはこれまで2度オスカーにノミネートされた実力派。2人の女優が見せる上質な演技から上質映画が作られていくのです。
法則3 定評のある監督
女性の繊細な心をスクリーンで表現してみせた上質な演出
本作の監督・製作・脚本を手掛けたのは、映画『めぐり逢えたら』や『恋人たちの予感』などでアカデミー賞脚本賞に3度ノミネートされた恋愛映画の大御所ノーラ・エフロン監督。これまでは女性の揺れる恋心を表現してきた彼女が、初めての人生ドラマに挑戦。今も昔も変わらない、女性の繊細な心をスクリーンに描き出したノーラの演出力が上質映画を完成させる極上のスパイスになるのです。
上質映画をボナペティ(召し上がれ)♪