『外事警察 その男に騙されるな』特集 第1弾 - 外事警察官のダマしのテクニック
警視庁公安部外事課に属する警官たちは、秘密裏に
対国際テロ捜査を行っている、日本版CIAともいうべき存在!
組織自体が秘密であることから、捜査においても私生活でも、
いかに目立たない行動をするかを常に考えている。
「協力者=スパイ」として使える人物を見つけると、
徹底的な身辺調査の上、身分を隠して近づく。
ターゲットの身辺に隠しカメラやマイクを仕掛けるのは日常茶飯事。
あらゆる法令を駆使してギリギリの手段を取ることも多い。
部下の松沢陽菜(尾野真千子)に命じて、果織(真木よう子)と娘・琴美に接近。過去の果織と同じ境遇を装い、同情から親近感を持たせていく。協力者を得るためなら、小道具として子どもすら使う!
松沢が語る「偽の境遇」と過去の自分がシンクロして、心を開いていく。ママ友になり、松沢のマンションへ行くとそこには住本がいた!!
娘の琴美が言葉を失ったのは、果織が原因だと指摘。住本は「怒り」こそ人間を突き動かす最も強い感情だと熟知しており、わざと果織の怒りに火をつけ、心理的に追い詰める!
子どもを捨てたという秘密を暴かれたことで、果織は激しく感情をかき乱され、怒り狂う。
住本は果織に夫が工作員であることを伝え、罪の意識をあおる。その上で、果織が抱える借金の返済に協力することを申し出て、協力者=スパイになるしかない状況に追い込んでいく。
いつか夫と娘と3人で本当の家族になりたいと願いつつ、住本の「あなたは利用されている」という言葉に心が揺らぎ、大金を積まれて夫をスパイすることに……。