『脳男』DVD&ブルーレイ特集第1弾:美しき殺人者を追うプロファイラーの衝撃動画を入手!「脳男」事件最終捜査報告書
8月28日 ブルーレイ&DVD 発売
日本を震撼(しんかん)させる無差別連続爆破事件の被疑者、「脳男」こと鈴木一郎(生田斗真)。名前以外は経歴も肩書も不明で、感情を持たず、痛みも感じない。さらに美しいルックス、人間の限界を超えた頭脳と身体能力を誇る、彼の正体と目的は……? 精神鑑定にあたる女医・鷲谷(松雪泰子)や事件を捜査する刑事・茶屋(江口洋介)、過去を知る関係者たちの証言や分析をピックアップ。それをもとに、善とも悪ともつかない謎に満ちた「脳男」のプロファイリングをしよう!
鷲谷真梨子(松雪泰子)
愛宕医療センター勤務の精神科医。年の離れた弟を惨殺され、そのショックで母は重度のうつ病を患うという悲劇に見舞われるも、犯人のカウンセリングと社会復帰に尽力。どんな悪も極刑にすべきでないとの強い信念を持つ。
「脳波は正常だし、検査にも協力的。でも、心理的質問への反応は極めて機械的で、表情というものを浮かべないの。さらに、体に大きなやけど跡があるけど、それに伴う精神的、肉体的後遺症がない。逮捕時にも爆弾の破片が背中に刺さっていたのに冷静。精神的障害の有無以前に、彼は生まれながらにして感情がない上に無痛症なのでは?」
「彼を知る者によれば、数日はかかるパズルを数時間で組み立て、どんな本も一度だけ目を通せば文字、図版、写真を詳細に記憶する、常軌を逸した頭脳の持ち主なのだとか。ただし、その知識を自分の意志ではなく、他人の命令がないと引き出せないなんて……まるで『生きるデータバンク』ね。ということは、現在もどこかに彼に命令を下す者がいるのかしら」