- 作品情報
- 脳男
- 人物
- 生田斗真
瀧本智行
予測不可能な展開、火薬の臭いがしそうな銃撃戦&臨場感あふれる肉弾戦、そして主人公である脳男こと鈴木一郎の特異なキャラクター設定……。全てが日本映画の枠を凌駕(りょうが)している『脳男』は、いかにして生み出されたのか? そんな本作のアッと驚く裏話の数々を、DVD&ブルーレイに収録された主演の生田斗真や瀧本智行監督によるオーディオコメンタリーをもとに紹介。恐ろしくも魅惑的なダークヒーロー、脳男の秘密に迫ります!
瀧本智行監督は、「脳男は何を考えているのかわからない前代未聞のキャラクターだからこそ、歩き方、立ち方といった、何でもないことが大事」と、脳男の設定について生田斗真と徹底討論。生田は、「鋼のような体」という身体的特徴、汗をかかない、まばたきをしない、欲望が欠落した食事といったしぐさを体現することに。厳しい食事制限や格闘技習得、週3日のジム通いを経て肉体改造に成功した生田を、監督は「すごく難しい役だし、それを見事にやってくれた」と絶賛!
脳男が寝るときの手の位置まで、監督とはよく話し合いました。汗をかいてはいけないので、拭いたり、あおいだりしてキープするのが大変。またセットが暑くて……(笑)。
二階堂ふみ演じる宿敵・緑川が脳男に首を絞められる場面では、監督のスパルタ指導で二階堂が昏倒! また、彼女と太田莉菜の激しいラブシーンは20回もテイクを重ねた。その結果、二階堂から監督への呪いの言葉が出たとか出ないとか。また、辛抱強い松雪泰子が「すごい痛かった……」と言うほどだったという二階堂の本気ビンタも強烈で、その姿と音に「恐るべき二階堂」との呼び声が。後日、監督は松雪から「女優なので(耐えるのも仕事です)……(笑)」と言われて恐縮したそう。
- 人物
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二階堂ふみ
太田莉菜
松雪泰子
僕、二階堂ふみちゃんを落としちゃったんです……。17歳の少女の首がカクンって。なのに、監督は「生田君、もうちょっと絞めてくれる?」って。ホントに彼女には申し訳なかったし、トラウマですよ!
脳男が緑川の運転する車に激突される場面では、フロントガラスが割れるアクシデントが! 当初は予定になかったものの、監督はこのハプニングを生かして撮影を続行。この背景には、前日のリハーサルで生田が勢いのあまりフロントガラスを割ってしまっていたという逸話があった。3日にわたった本場面の撮影は、監督をはじめ全員が「ケガがないよう、事故がないように……」と祈る気持ちだったそう。
前日に車のボンネットからルーフに上がるアクションの稽古をしていたら、フロントガラスがバリンッて……。そうしたら、本番の時に監督から「昨日、割ったヤツをもう一回」と言われました(笑)。
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