こんな体験は絶対にイヤだ!究極のシチュエーション決定戦~『ブラインド・フィアー』に見る密室型サスペンスのお約束~
こんな体験は絶対にイヤだ!究極のシチュエーション投票~『ブラインド・フィアー』に見る密室型サスペンスのお約束~
目の見えないヒロインが、自宅のペントハウスに隠された20億円の財宝を手に入れようとする凶悪犯2人組に監禁されるサスペンス『ブラインド・フィアー』。思わず「こんな体験だけは絶対にしたくない」と叫びたくなる密室シチュエーションを取りそろえた本作の、戦慄(せんりつ)のハイライトをご紹介。さらに、本作の公開を記念し、『パニック・ルーム』など数々の名作サスペンスの中から「究極の密室シチュエーション」を決定する投票を実施します!
「ブラインド・フィアー」密室の恐怖POINT3連発
【密室の恐怖1】盲目のヒロインと拷問のプロの駆け引き
アフガニスタンで自爆テロに遭い失明した報道写真家サラ(ミシェル・モナハン)。今は恋人のライアンと幸せに暮らしている。ある日帰宅すると、何やら家の様子がおかしい。何とキッチンには恋人ライアンの死体が横たわり、しかも部屋の中に誰かがいる気配が! オードリー・ヘプバーン主演の傑作スリラー『暗くなるまで待って』を思わせる内容ながら、こっちは犯人グループのボスが"拷問のプロ"。「ライアンが盗んだ20億円の財宝を返せ!」と迫る凶悪犯を相手に、絶対的に不利な状況下で、二人の力関係を利用して突破口を得ようとするヒロインの巧みな心理的駆け引きにもハラハラさせられる。
【密室の恐怖2】舞台は逃げにくい高級ペントハウス
サラが住んでいるのはマンハッタンの対岸にある高級マンションの最上階。開けたテラスはあるが、落ちたら即死。出入りできるのはエレベーター一基と非常階段のみ。一瞬の隙を突いて逃げ出しても、エレベーターを待つ時間はなく、階段を下りるしかない! さらに目が見えないサラにとっては、ソファもテーブルもグランドピアノも、自宅にあるあらゆる家具が障害物。追われて転んでぶつかって、極限状態に拍車が掛かる。
【密室の恐怖3】あともう少しで届かない決死のSOS
機転を利かせて犯人たちの手を逃れたサラは、マンションの地下で管理人に助けを求めるが、追ってきた犯人がナイフで管理人の喉をバッサリ! さらに飛び出した道路で助けてくれた検察官と名乗る男は、なんと犯人グループのボス。屋上に逃れてパトロール中のヘリコプターに合図するも……。と、決死のSOSはすんでのところで先を越され、ことごとく失敗に終わる。「ああ、またもや!」「もう少しだったのに!」と、瀬戸際の連続攻撃に心拍数は急上昇!
究極の密室シチュエーション決定戦
いずれも生存率が限りなく低いor発狂しそうな、身の毛もよだつシチュエーションばかり。もしもアナタだったら……? この中で最も体験したくないシチュエーションにレッツ投票!
「パニック・ルーム」© Columbia Pictures / Photofest / ゲッティイメージズ /「オールド・ボーイ」© Show East / Photofest/ ゲッティイメージズ /「CUBE」© Trimark / Photofest / ゲッティイメージズ / 「デビル」© Universal Pictures / ゲッティイメージズ/「[リミット]」© Lionsgate / Photofest / ゲッティイメージズ /「ファニーゲーム U.S.A.」© Warner Independent Pictures / Photofest / ゲッティイメージズ