「ザ・フォロイング」特集:フォロワー(殺人集団)を増殖させるカリスマ殺人鬼とは? 史上最凶の殺人鬼決定戦
映画『アポロ13』『ミスティック・リバー』のケヴィン・ベーコンが、テレビドラマシリーズ初主演を果たした「ザ・フォロイング」。実力派として鳴らす彼の熱演ぶりもさることながら、先読み不可能な展開に加えて観る者を圧倒するのが、自身のフォロワーを増殖させて殺人集団を作り上げる殺人鬼ジョー・キャロルの存在だ。前代未聞のカリスマ性を誇る彼の闇の魅力を紹介しつつ、テレビ&映画史上最凶の殺人鬼を決定する投票も実施。あなたが思う史上最凶の殺人鬼は誰? (投票締切:2014年2月2日)
- 作品情報:
- ミスティック・リバー
元FBI捜査官としてのスキルや直感を生かしてジョーを追うライアン。が、ジョーは途方もない組織力、機動力、資金力を総動員し、ライアンの家族や愛する人々、捜査を共にする仲間たちも狙い、逆に彼をジワジワと追い詰める。この常軌を逸した執着心と計画性にガクブル必至!
相手が抱える心の闇に付け込み、巧みな話術と心理操作で洗脳して次々とフォロワーに。警察関係者をもメンバーにしてしまうカリスマ性は超危険! そして、忠実な下僕となった彼らを自在に動かし、陰惨な事件を引き起こしていく。フォロワーたちは、情報提供者を装って近づいた捜査員の目を突き刺したり、白昼の大通りで人を焼き殺したり、衆人環視の中でためらいもなく自殺したりと、想像を絶する残虐性を発揮。彼らの徹底した被洗脳ぶりも、これまた怖すぎる!
フォロワー(殺人集団)を操るカリスマ殺人鬼ジョーと、元FBI捜査官ライアンの激闘を描く。神出鬼没なフォロワーの襲撃や張り巡らされたワナによって窮地に立たされるも、あの「24 -TWENTY FOUR-」のジャック・バウアーも顔負けの正義感と執念を最大の武器にして突き進むライアンの姿が、怒濤(どとう)の展開と相まって、観る者をグイグイ引き込む。
高名な精神科医だったが、人肉食べたさに殺人鬼へと転身。ただガブッと人にかぶりつくだけでなく、脳の踊り食いなどの食べ方にもこだわるグルメ親父。
ホッケーマスクがトレードマーク。出会った者は即殺害がモットーで、殺(や)った人数は150人超! 迫撃砲でバラバラになってもよみがえる不死身体質なのも怖すぎ。
超能力者を殺しては、念動力や予知能力といったパワーを吸収するサイキックキラー。念動力を使って相手の頭を輪切りにする手口が、残酷で鮮やか。
命を軽んじる者を監禁し、自作の殺人ガジェットを用いたゲームを強いる。自身の死後も遺志を継いだ連中がゲームを続行できるよう、師弟制度にこだわる。
色欲や強欲など、キリスト教における大罪を犯した者を独自の基準で選定して惨殺する。本名、年齢、出身地、職業、動機と、全て不明なのが不気味。
凶悪犯のみを殺害、その血を採取してコレクションに。血痕鑑識官としての知識を生かして証拠隠滅、人当たりも良いことから彼を殺人鬼と思う者は皆無?