コーヒーがおいしそうな映画13選
香りをかぐだけで気持ちが和らぎ、気分転換や健康にもいいとされるコーヒーですが、映画では重要な小道具だったり、作品のテーマそのものになったりすることがあります。そこでコーヒーがテーマ、または印象的な13作品を紹介します。ゆったりとコーヒーを飲みながら鑑賞してみてはいかがでしょうか。
【コーヒーがおいしそうな映画予告編まとめ】
『コーヒー&シガレッツ』(2003)
ジム・ジャームッシュ監督のオムニバス映画。モノクロの映像が想像力を掻き立てて、コーヒーとタバコの匂いが画面から伝わってくる!
『A Film About Coffee(ア・フィルム・アバウト・コーヒー)』(2014)
コーヒー豆を生産する農家の苦労から、究極の一杯を追求するプロたちの仕事まで、知られざるコーヒーの物語を追ったドキュメンタリー。これぞ究極のコーヒー映画!
『A Film About Coffee(ア・フィルム・アバウト・コーヒー)』作品情報
『ヘイトフル・エイト』(2015)
マズいコーヒー、毒入りコーヒーと散々なコーヒーが出てくるのに、凍えそうな雪景色のせいで観終わったあと、なぜかコーヒーが飲みたくなる不思議。
『コーヒーをめぐる冒険』(2012)
ヤン・オーレ・ゲルスター監督の初長編監督作品。『素粒子』などのトム・シリングが等身大の主人公を好演するチャーミングな自分探しの物語が描かれる。ベルリンの街を舞台に、不運な青年と一風変わった人々との出会いと別れの一日を描き出す。コーヒーを飲もうとすると何かが起こり、絶対にコーヒーを飲めない運命の主人公が愛嬌たっぷり。
『おいしいコーヒーの真実』(2006)
コーヒーについての社会派ドキュメンタリー。世界的にもブームとなっているにもかかわらず、コーヒー豆の価格は下がり続けていて、原産国のコーヒー農家は困窮。その多くが破産の危機に瀕しているという状態。そんなコーヒー市場について、経済的な矛盾を解き明かしつつ、代表的な原産国エチオピアを例に、その真実に迫る。
『死ぬまでにしたい10のこと』(2003)
23歳の若さで末期がんを宣告されたヒロイン(サラ・ポーリー)が、夫と娘たちのために「死ぬまでにやること」をリストアップするために一人カフェへ。マシンが故障中でラテは頼めず、デニッシュも売り切れなのでコーヒーとパイナップルチーズケーキを注文。常に家事と仕事に追われ、一人の時間がない彼女には、穏やかなひとときを感じる印象的な場面。
『恋する惑星』(1994)
ウォン・カーウァイ監督の代表作。ストーリーは2部構成で、コーヒーは傷心の刑事と、彼が通う売店の女の子の恋を描く後半パートに登場。売店の前でコーヒーを飲みながら会話しているうちに、徐々に2人の距離が縮まっていく。トニー・レオンにコーヒーが似合う!
『レナードの朝』 (1990)
人付き合いが苦手なセイヤー博士(ロビン・ウィリアムズ)と30年間昏睡状態だった男(ロバート・デ・ニーロ)との間を取り持つ、コーヒーがコミュニケーションツールとして用いられている。
『バグダッド・カフェ』(1987)
ジェヴェッタ・スティールのテーマ曲「コーリング・ユー」でおなじみの心温まるドラマ。旅先で夫とケンカ別れしたドイツ人女性ジャスミンと、さびれたモーテル兼カフェ兼ガソリンスタンドの女主人ブレンダをつなぐのが魔法瓶に入ったコーヒー。ふくよかでチャーミングなジャスミンが、ささくれだったブレンダの心をうるおし、モーテルの住人たちと心を通わせていく様子に癒やされる。
『コーヒーが冷めないうちに』(2018年9月21日公開)
有村架純主演の古き良き昭和の時代から続く喫茶店を舞台に、来店する人々が体験する奇跡を描く。過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、冷めてしまうまでの間だけ……。
『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』(2014)
永作博美演じるばい煎コーヒー店の主人が入れるコーヒーは、映像から香りが漂ってきそうなくらい魅力的。おいしいコーヒーをお供に観たくなる。
『かもめ食堂』(2005)
小林聡美、片桐はいり、もたいまさこが醸し出す、やわらかく、ゆるい雰囲気がいい。劇中のおいしく入れるためのコーヒーのおまじないをつい真似したくなる。
『珈琲時光』(2003)
神田・神保町の昔ながらの雰囲気のある喫茶店で飲むコーヒーと共に穏やかな時間を過ごすというのは格別! お気に入りの喫茶店を見つけに出かけたくなる。