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年末年始映画特集2022-2023~配信オリジナル&独占編~

 年末年始は家でのんびり派という方に、この冬の配信作品のオススメをご紹介。ヒーローたちがクリスマスに繰り広げるハートウォーミングなコメディーや、ジョージ・ルーカス原案映画の続編となるドラマシリーズ、カニバリズムをテーマにしたコミックを実写化した問題作など、バラエティーに富んだラインナップがそろっています! ファミリーでにぎやかに、一人でじっくり、気になる作品を楽しみましょう!! (文・岩永めぐみ)

>劇場洋画編
>劇場邦画編
>アニメ編

「ウィロー」配信中

製作総指揮:ロン・ハワードジョナサン・カスダンほか
監督:フィリッパ・ロウソープデブス・パターソンスティーヴン・ウールフェンデンジェイミー・チャイルズ
出演:ワーウィック・デイヴィスジョアンヌ・ウォーリールビー・クルス

 ジョージ・ルーカスが原案&製作総指揮、ロン・ハワードが監督した1988年のファンタジーアドベンチャー映画『ウィロー』の続編が新作ドラマとして登場。舞台となるのは前作から20年後。ティア・アスリーン王国を何者かが襲撃し、とある人物がさらわれる。女王のソーシャは小人の魔法使いのウィローを頼り、王女キットやキットの親友で騎士のジェイド、メイドのダヴ、そして一匹狼のボーマンらがウィローと共に、王国を危険から守るバリアを飛び出して救出に向かう。ウィロー役は前作のワーウィック・デイヴィスが続投し、フレッシュな共演陣と共に冒険を繰り広げる。前作からスケールアップした壮大な世界観や激しいソードアクションに興奮必至。

>>オリジナルシリーズ「ウィロー」はDisney+(ディズニープラス)にて独占配信中

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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』配信中

監督・脚本:ジェームズ・ガン
出演:クリス・プラットポム・クレメンティエフデイヴ・バウティスタ
44分

 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の魅力的なキャラクターたちによる、クリスマスをテーマにしたスピンオフ。ガモーラを失ったことで元気のないピーター・クイルのために、マンティスとドラックスがクリスマスプレゼントを贈ることに。クリスマスの習慣になじみのない2人は、ピーターの幼いころからのヒーローである“俳優ケヴィン・ベーコン”をプレゼントしようと思いつく。監督をジェームズ・ガンが務め、出演はクリス・プラットやポム・クレメンティエフ、デイヴ・バウティスタ、そして本人役のケヴィン・ベーコンなど。ハリウッドに降り立った2人の珍道中が楽しく、ユーモアと優しさがあふれるストーリーに心が満たされる。

>>『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』はDisney+(ディズニープラス)にて独占配信中

『自由への道』配信中

『自由への道』より

監督:アントワーン・フークア
出演:ウィル・スミスベン・フォスターシャーメイン・ビングワ
132分

 『ドリームプラン』などのウィル・スミスが、実在の奴隷男性から着想を得た主人公を演じる歴史スリラー。愛する家族の元へ帰ることを願って逃亡を図った奴隷の主人公が、追ってくるハンターや険しい沼地、さらには戦地といったいくつもの危険をサバイバルしていく。作品の基になったのは、1863年に南北戦争の北軍において撮影された、むち打ちによる生々しい傷跡が残る奴隷男性の背中を写した写真。奴隷解放のきっかけの一つとなったというもので、監督を『トレーニング デイ』『THE GUILTY/ギルティ』などのアントワーン・フークアが務めている。ウィルが体を張った熱演でみせる、主人公がたどる壮絶な旅路に息をのむ。

>>作品情報はこちら
>>『自由への道』はAPPLE TV+にて独占配信中

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「プリティ・リトル・ライアーズ ORIGINAL SIN」配信中

監督:リサ・ソーパーロクサーヌ・ベンジャミンミーガン・グリフィスほか
出演:ベイリー・マディソンチャンドラー・キニーマイア・レフィコ

 女子高校生たちを主人公にしたミステリードラマシリーズが、リブート版としてキャラクターやストーリーを一新。友情が引き裂かれたある出来事をきっかけに、謎の人物「A」から狙われるようになった5人の女子高校生たちが、「A」の襲撃に立ち向かう。彼女たちとAとの対決を描くメインストーリーに、友情や恋愛、秘密、そして嘘にまつわるティーンならではの揺れ動く感情も絡め、スリリングな展開を楽しめる本作。女子高生にふんするのは、ドラマシリーズ「グッド・ウィッチ」などのベイリー・マディソンやドラマシリーズ「リーサル・ウェポン」などのチャンドラー・キニーなど。彼女たちが演じるキャラクターと、そのファッションにも注目。

>>「プリティ・リトル・ライアーズ ORIGINAL SIN」はU-NEXTにて独占配信中

『ナニー』配信中

監督・脚本:ニキヤトゥ・ジュース
出演:アナ・ディオプミシェル・モナハンシンカ・ウォールズ
99分

 一昨年の『ミナリ』、昨年の『コーダ あいのうた』と2年連続で賞レースを席巻した映画がグランプリを獲得してきたサンダンス映画祭で、本年のグランプリに輝いたサイコホラー。主人公はセネガルからアメリカに移住し、ニューヨークで裕福な家庭のベビーシッターとして働く女性。母国に残した息子の到着を待つ中、“暴力的な存在”が彼女の築き上げたアメリカンドリームを脅かしていく。監督は本作が長編初監督作となるシエラレオネ系アメリカ人のニキヤトゥ・ジュースで、主人公の女性を『アス』などのアナ・ディオプが演じ、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』などのミシェル・モナハンなどが共演。心理的に追い込まれていく主人公の姿や、幻想的でスリリングな展開に引き込まれる。

>>Amazon Original映画『ナニー』は独占配信中

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『ダイブ』配信中

監督:ルシア・プエンソ
出演:カーラ・ソウザエルナン・メンドーサデヤ・エベルゲニ
94分

 第60回カンヌ国際映画祭で『XXY~性の意思~』が批評家週間グランプリなどを受賞したアルゼンチンのルシア・プエンソ監督が手掛けるスリラー。水泳の飛込競技で、自身最後のオリンピック出場を目指すベテラン選手が主人公。練習を重ねる中、恐ろしい真実が暴かれ、彼女は勝利することがはたして最大の目標なのかと自問自答する。ドラマシリーズ「殺人を無罪にする方法」に出演しているメキシコ人女優のカーラ・ソウザは、主人公を演じるにあたり、10メートルの高さから飛び込むために3年間のトレーニングを積んだという奮闘ぶり。スポーツの世界の厳しさやプレッシャーを迫真の演技でみせる彼女に目が釘付けになる。

>>Amazon Original『ダイブ』は独占配信中

『ナイブズ・アウト: グラス・オニオン』配信中

監督・脚本:ライアン・ジョンソン
出演:ダニエル・クレイグエドワード・ノートンジャネール・モネイ
139分

 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』などのライアン・ジョンソン監督、『007』シリーズなどのダニエル・クレイグ主演によるミステリーの続編。今回、ダニエルふんする名探偵ブノワ・ブランが挑むのは、ギリシャの孤島で起きる殺人事件。IT業界の大富豪が友人たちを島に招いて殺人事件を模した謎ときゲームを開催するが、本当の殺人事件が発生する。共演はIT長者を演じるエドワード・ノートンや、ジャネール・モネイ、ケイト・ハドソン、デイヴ・バウティスタなど華やかな顔ぶれ。前作に引き続きユーモラスなキャラクターやテンポのいいストーリーテリングで飽きさせない展開が期待できそう。

>>作品情報はこちら
>>Netflix映画『ナイブズ・アウト: グラス・オニオン』は独占配信中

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「ガンニバル」12月28日独占配信

監督:片山慎三川井隼人
出演:柳楽優弥笠松将吉岡里帆

 二宮正明によるコミックを『浅草キッド』などの柳楽優弥主演で実写映画化したサイコスリラー。人間が食われるという噂のある村の駐在所に赴任した主人公が、次々と起こる不可解な出来事を目の当たりにし、次第に狂気を帯びていく。衝撃的な物語を映像化したのは『岬の兄妹』で評価を高めた片山慎三監督で、脚本を『ドライブ・マイ・カー』の共同脚本を担当した大江崇允が手掛ける。柳楽が警察官を演じ、村を支配する一族の次期当主役に笠松将、主人公の妻役で吉岡里帆らが共演。鬼気迫る演技や緊迫感あふれる展開で、異様な村の閉塞感や人間の恐ろしさを体感させられる。

>>オリジナルシリーズ「ガンニバル」はDisney+ (ディズニープラス)にて12月28日独占配信

『ホワイト・ノイズ』12月30日独占配信

監督・脚本:ノア・バームバック
出演:アダム・ドライヴァーグレタ・ガーウィグドン・チードル
136分

 『マリッジ・ストーリー』のノア・バームバック監督とアダム・ドライヴァーが再びタッグを組んだ不条理なコメディードラマ。化学物質の流出事故が起こり、錯乱した大学教授が家族とともに逃避行を繰り広げる。原作は『コズモポリス』などが映画化されているアメリカの作家、ドン・デリーロが1985年に発表し、全米図書賞を受賞した小説。共演はバームバック監督のパートナーで『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』などの監督のグレタ・ガーウィグや、『アベンジャーズ』シリーズのドン・チードルなど。ブラックユーモアをちりばめながら、愛や死といった深いテーマに挑んだ監督の演出手腕にうなる。

>>作品情報はこちら
>>Netflix映画『ホワイト・ノイズ』12月30日独占配信

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『ほの蒼き瞳』2023年1月6日配信

監督・脚本:スコット・クーパー
出演:クリスチャン・ベイルハリー・メリングジリアン・アンダーソン
130分

 『ファーナス/訣別の朝』荒野の誓い』などのスコット・クーパー監督と主演のクリスチャン・ベイルのコンビが、ルイス・ベイヤードの小説「陸軍士官学校の死」を映画化したサスペンス。1830年の米ウエストポイント。惨殺された士官候補生の死体が見つかり、捜査を依頼された元刑事がのちに作家となる風変わりな士官候補生エドガー・アラン・ポーと共に事件の解決に乗り出すという物語。ベイルが元敏腕刑事を演じ、相棒となるエドガー・アラン・ポーには『ハリー・ポッター』シリーズやドラマ「クイーンズ・ギャンビット」などのハリー・メリングがふんする。熟練の元刑事と若きポーが謎解きに挑むシチュエーションに好奇心を掻き立てられる。

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>>Netflix映画『ほの蒼き瞳』2023年1月6日配信

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