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朝ドラ「あんぱん」新キャスト6名【一覧】

あんぱん

 2025年春に放送予定のNHK連続テレビ小説「あんぱん」の新キャスト6名が発表された。今田美桜が演じる主人公・朝田のぶと、北村匠海が演じる柳井嵩(やない・たかし)に大きく関わる柳井家の人々として、松嶋菜々子二宮和也中沢元紀瞳水ひまり戸田菜穂竹野内豊が出演する。二宮、中沢、瞳水、竹野内は朝ドラ初出演となる。

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松嶋菜々子

柳井登美子(やない・とみこ)役
嵩の母。文化的な教養が豊かであり、美しく勝ち気で利発。嵩が幼い頃に夫の清を亡くす。奔放な振る舞いで、嵩を翻ろうする。

<コメント>
やなせたかしさんをモデルにした柳井嵩のお母さん役をやらせていただきます。夫を早く亡くし、子供2人を親類に預けて離れて暮らした期間があるとうかがいました。家族の在り方が作品にも反映されていて、やなせさんの思いが詰まった「アンパンマン」という物語に大きな影響を与えたお一人だと思います。やなせさんの家族愛や人生観をより深く理解しながら大切に演じたいと思っています。

二宮和也

柳井清(やない・きよし)役
文学や絵に造詣が深い、嵩が大好きな父。出版社を経て新聞社での海外赴任時代に病死。清は既に他界しているところから物語は始まる。

<コメント>
本当に驚きました。なんとなく感覚的ではありますが、あの連続テレビ小説に自分が出演できるとは考えてもいなかったので、ご期待に応えられる様、共演者の方々とふっくらと柔らかい作品を作っていけたらと思います。

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中沢元紀

柳井千尋(やない・ちひろ)役
嵩の弟。幼少期は体が弱く、兄の陰に隠れるような弟だったが、大きくなるにつれ、家族思いで優しく、文武両道の青年となる。

<コメント>
僕にとって、朝ドラに出演することは役者としての一つの大きな目標だったので、出演が決まった時は心の底からうれしかったです。
千尋は、強くて逞(たくま)しく、細かな気遣いもできる心の優しい青年です。
皆さんと過ごす中で生まれてくる気持ちを大事にしながら、全身全霊で臨み、千尋とともに僕自身も成長していければと思います!
皆さんとお会いできるのが今からとても楽しみです!

瞳水ひまり

宇戸しん(うと・しん)役
柳井家の女中。高知で柳井診療所を営む柳井家を献身的に支える。柳井家の面々からも慕われている。

<コメント>
出演が決まったときは「まさか私が!?」とびっくりしたと同時に、故郷である高知県へ恩返しができると本当にうれしくなりました。柳井家に仕えている “おしんちゃん”は、柳井家の皆さんを心から信頼し尊敬しているなと感じます。私が考える「生きる喜び」とは、見返りを求めることなく相手に喜んでもらうために生きることです。彼女の、いつも誰かのためにと動くその姿勢は、決して目立ちはしないけれど、ものすごく大きな愛に満ち溢れています。おしんちゃんが皆様に愛されるよう、精一杯彼女とともに生きようと思います!

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戸田菜穂

柳井千代子(やない・ちよこ)役
嵩の伯母。厳しさと優しさを持ち合わせた女性。夫の寛とともに、おいっ子の嵩と千尋を預かることになる。

<コメント>
出演が決まったとき、とてもとてもとてもうれしかったです!
私は18歳で連続テレビ小説「ええにょぼ」のヒロインを演じさせていただきました。いつの日かお母さんとして帰ってきたいなあと夢見ていました。
私の役は育ての母ですが、やなせたかしさんの心の襞(ひだ)を育んだ女性です。
そのことを心して、感性豊かな女性を演じたいと気の引き締まる思いでおります。頼もしい監督と、素晴らしい共演者、スタッフの皆様と心ふるえる優しさに溢れる作品になるよう、全力で取り組む気持ちです。

竹野内豊

柳井寛(やない・ひろし)役
嵩の伯父。柳井診療所の院長をつとめる町医者。嵩や千尋にとっての育ての父で、どんな時も二人を励まし続け、生きる道しるべを示す。

<コメント>
今回のように実在の人物をモデルとした役を演じる場合は楽しみでありながらも、ご本人を知る方々の期待を裏切らないように取り組みたいと思っています。私が演じる伯父の柳井寛という人物は、私たちが生きる上で根底に必要となる部分、忘れてはならないものを、日々の生活の中であたたかく思い出させてくれるような人物なのではないかと感じます。

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「あんぱん」あらすじ

昭和初期、高知の町中をものすごい勢いで走る少女・朝田のぶがいた。一方、幼い時に父を病気で亡くし、伯父の家に引き取られた柳井嵩は転校先の学校でのぶと出会う。戦争の足音が近づく頃、のぶは周りと同様に、妄信的な軍国少女になっていた。やがて戦争が始まり、嵩は出征。のぶは戦争で全ての価値観が変わり、「何が正しいかは自分で見極めなければならない」と高知の新聞社に女性初の記者として就職する。
戦後、クズ拾いの仕事を辞めた嵩が新聞社に入社してきて二人は同じ雑誌の担当に。嵩は東京で漫画家を目指したい気持ちがありつつも、生活していけるか不安だった。のぶはそんな嵩に「あなたも後から来なさいよ。先に東京に行って待っているわ」と告げ、新聞社を辞め上京。のぶを追いかけ上京した嵩と、六畳一間のオンボロアパートでの生活が始まる。
お風呂はなくトイレは共同。天井には穴があき、雨の日は傘をさして入らなければいけないが、晴れた夜には星が見える。そんな暮らしをおもしろがり、「どんな環境でも楽しめるこの人と一緒にいたい」と二人は結婚する。

 朝ドラ112作目の「あんぱん」は、アンパンマンを生み出した漫画家・やなせたかしと小松暢の夫婦をモデルとしたオリジナル作品。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマンにたどりつくまでの物語をフィクションとして描く。脚本は「ハケンの品格」「Doctor-X 外科医・大門未知子」などの中園ミホが手掛ける。2024年初秋クランクイン予定。(清水一)

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