ミラ・ジョヴォヴィッチ、109に毎日通いたい
カプコンの人気ゲームを映画化し、大ヒットしたアクション・ホラー大作の続編『バイオハザードII アポカリプス』に主演したミラ・ジョヴォヴィッチの来日記者会見が都内のホテルで行われた。
日米同時公開という話題作を引き下げて登場したミラ・ジョヴォヴィッチ。海外プロモーションは日本でのみ行う。仕事で4度、他にプライベートで何度も来日しているという大の親日家。日本での買い物も大好きで「もし1か月滞在するチャンスがあれば渋谷の109に毎日通うわ」と話すほど。今回はショッピングを楽しむ時間が無いようだが「母が一緒に来たから、買いに行ってもらう」というほどミラは日本の若い女性のファッションがお気に入りらしい。
映画は息つく間もないアクションの連続で、自らアクションのほとんどをこなしたというジョヴォヴィッチは、一番苦しかったシーンについて聞かれると「どれも大変だったから絞るのが難しいけど、たくさんのチューブに繋がれた水中のシーンは本当に怖かった。閉所恐怖症ということもあるし、何よりも呼吸するのがとても難しくて、初めて“出来ない、出して!”と言ったの。その瞬間にガラスの下の部分が割れて、破片が散らばった上に素足で立っていたから本当に怖かった。スタッフがすぐに助け出してくれたのだけど」と撮影時のアクシデントを語る。
撮影前に3か月もの厳しいトレーニングを積んだジョヴォヴィッチは「アクション映画を撮るには事前のトレーニングがとても大事だし、しっかりやれば自信を持って撮影に臨めるの。アリスも過酷なトレーニングで強くなったのだから、彼女を理解するという意味でも良かった。でも、冗談抜きで一日約6時間のトレーニングなんて、オリンピック選手並よね(笑)」と笑う。
ちなみにアテネ五輪では体操に注目していたようで、女子個人総合の銀メダリスト・ロシアのホルキナ選手を主役に撮る映画を想像しては「ホルキナ選手役は……ヘザー・グラハム も、いいけどウマ・サーマンもいいわね」と一人思案していたそうだ。
『バイオハザードII アポカリプス』は9月11日より丸の内ピカデリー2ほか全国松竹・東急系にてロードショー。