市原隼人、満面の笑顔で岩井俊二にラブラブ発言!
第19回東京国際映画祭
『スワロウテイル』『花とアリス』と多くの名作を生み出した岩井俊二が初プロデュースした『虹の女神 Rainbow Song』の舞台あいさつが行われ、主演の市原隼人、岩井俊二プロデューサー、熊澤尚仁監督、主題歌を歌う種ともこが登場した。
本作で、上野樹里演じる大切な女友達・あおいを突然の事故で失った主人公・智也を熱演した市原隼人が姿を見せると、劇場に集まっていた女性ファンから「イッチ~!!」とイッチーコールが飛び出した。いまや、映画にテレビドラマにと引っ張りだこの売れっ子となった市原は、2001年に岩井俊二が監督した『リリイ・シュシュのすべて』で映画デビュー。「岩井監督がいなかったら、おれは今ここにいません」と話すと「すっげえ大好きな映画なんで、ほんとうれしいです!」と5年前と変わらない笑顔で挨拶をした。
岩井俊二プロデューサーは、「実は東京国際映画祭に出るのは初めてなんです。近所に住んでるのに、なんで呼ばれないんだろうって思っていたので、とても光栄です」と初参加の喜びを語った。また5年ぶりとなった市原との映画制作の感想を聞かれると「5年前は旅行に連れてったりもしたし、いつも連れて歩いたりしていたんです。撮影現場でも『砂の器』の親子のように仲が良かったんですが、ほんと大きくなったねって思いました(笑)」とわが子のようにかわいがっている市原の成長を目のあたりにした喜びを話した。
これに対して、市原は「おれをこの世界に入れてくれた人なんで……、あとパパなんで! 一緒に仕事できてうれしいです」とラブラブな(?)親子ぶりをアピールして笑いを誘っていた。
登場していたときには、緊張気味で笑顔も封印していた市原だったが、岩井プロデューサーの「息子」宣言で、リラックスしたのか、後半はイッチースマイル満開でうれしそうに会場を後にした。
『虹の女神 Rainbow Song』は、10月28日より全国東宝系にてロードショー
『虹の女神 Rainbow Song』公式サイト <www.rainbowsong.jp>