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アカデミー賞から審査資格ナシの決定を下された?『ブラック・スワン』など4作品の音楽

第83回アカデミー賞

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ノミネート数を一つ減らしてしまう?映画『ブラック・スワン』より
ノミネート数を一つ減らしてしまう?映画『ブラック・スワン』より - -(C) 2010 Twentieth Century Fox.

 数々の映画祭で高い評価を集め、アカデミー賞主要部門に絡んでくることが間違いない映画『ブラック・スワン』、『トゥルー・グリット』、『キッズ・オールライト』、『ザ・ファイター(原題) / The Fighter』ら4作品の作曲家がアカデミー賞作曲賞の選考から外されてしまったとVarietyが報じた。

作曲賞選考外となってしまった映画『トゥルー・グリット』場面写真

 作曲賞の選考委員がVarietyに話したところでは映画『ブラック・スワン』、『トゥルー・グリット』が選考対象から外れたのは、『ブラック・スワン』はチャイコフスキーの「白鳥の湖」を、また、『トゥルー・グリット』は19世紀の賛美歌を劇中音楽のベースとしているので、完全なオリジナル楽曲ではないと判断されたためだという。また、映画『キッズ・オールライト』、『ザ・ファイター(原題) / The Fighter』に関しては、オリジナルの曲はあるものの、劇中歌として、すでに一般に発売されている楽曲が多く含まれているからだという。映画『英国王のスピーチ』も重要なシーンでベートヴェンの交響曲第7番が流れるため、選考から外れることが懸念されたが、こちらは資格ありとされた。

 映画ブログcinemablendは今回選考からはずれたとされる作品の作曲者たちは、映画『ソーシャル・ネットワーク』のトレント・レズナーや映画『インセプション』のハンス・ジマーなどと並ぶ、非常に素晴らしい仕事をしており、このような決定がなされたことは非常に残念だと報じている。

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