『GANTZ』が首位を奪還!!80歳にしていまだ現役のイーストウッド『ヒア アフター』は2位スタート!!
映画週末興行成績
先週、首位を明け渡した『GANTZ』が今週はその座を奪還。公開23日間の累計成績は早くも動員202万3,568人、興収25億3,094万850円となっている。公開4週目にして早くも動員が200万人超えを達成。4月23日の続編公開を前に、順調な興行となっている。
2位にはクリント・イーストウッド監督作の『ヒア アフター』が初登場。世界的に見れば、80歳を超えてなお現役で撮り続ける監督がいないわけではないが、着実にヒットチャートに名前を連ねる監督は珍しい。全国291スクリーンで公開され、初日2日間で動員14万2,094人、興収1億6,879万1,500円という成績となった。イーストウッド監督の新作ということで、年輩層を中心に集客。さらに感動作としての本作に期待したと思われる女性客や若いカップルの姿も多かったとのこと。これらの客層は平日に強いことが予想され、「これから地道に興収を積み重ねるのではないか」と関係者も期待を寄せている。
先週、初登場で首位デビューとなった『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』は2ランクダウンで3位だったが、累計動員が73万2,016人、累計興収が8億4,225万260円となった。そして4位の『あしたのジョー』はワンランクダウンで、累計動員が50万8,104人、累計興収が6億1,743万4,300円という結果になった。
5位の『RED/レッド』はワンランクダウン、6位『毎日かあさん』と7位の『パラノーマル・アクティビティ2』は同順位をキープ。公開3週目となる『ウォール・ストリート』は8位で3ランクダウン。そして公開6週目を迎えた9位の『ソーシャル・ネットワーク』はワンランクダウン。アカデミー賞の発表となる2月28日がいよいよ近づいているが、その結果によっては本作の再浮上も期待できるかもしれない。そして10位の『僕と妻の1778の物語』もワンランクダウン。11位にはジョン・ウー監督の傑作をリメイクした『男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW』が初登場。103スクリーンの公開で、土日2日間の動員が1万6,248人、興収が1,934万1,500円という結果になった。
今週末は『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』『恋とニュースのつくり方』『悪魔を見た』『劇場版 遊☆戯☆王 ~超融合! 時空を越えた絆~』『劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~』などの作品がランク入りを目指す。その他、『アンチクライスト』『英国王のスピーチ』『SKE48 3Dシネマライブ vol.1 「制服の芽」公演2011』『死にゆく妻との旅路』などが公開予定となっている。