渡辺謙が小山薫堂と災害支援サイトを立ち上げ!「日本発の世界共通言語TSUNAMIではなくKIZUNAにしたい」
世界で活躍する俳優・渡辺謙が、東北地方太平洋沖地震の発生を受けて、メッセージサイト「kizuna311」を開設した。世界中の友人から励ましのメッセージを受け取ったという渡辺は、第1弾企画として宮沢賢治「雨ニモマケズ」の朗読動画を発信。脚本家の小山薫堂と共に、被災地の復興を支援する覚悟だ。
「kizuna311」は、渡辺と小山の2人が呼びかけ人となり、「エンターテインメントに携わる人間として、『自分に出来ること』を『全力でしよう』」という決意から生まれたメッセージサイト。日本にある最高の財産である「絆(きずな)」を生かし、「被災者の方々にとっての光となり得るようなコンテンツをボランティアで作り、そのコンテンツでさらに新たな『絆』を届けられないか」と考えた結果、立ち上げられた。
YouTube上に開設されたオフィシャルチャンネルでは、渡辺がこのサイトを作った動機を英語で説明する動画がアップされるなど、世界中へ向け、日本への支援を呼びかけている。同時に、国内に向けては第1弾企画として渡辺による宮沢賢治「雨ニモマケズ」の朗読動画を発信している。
今はまだ十分にコンテンツの集まっていない同サイトだが、「“Tsunami”よりも、“Kizuna”という日本語を世界の共通言語にしたい…そういう想いで、頑張っていきます」というように、今後は渡辺・小山の両名と「絆(きずな)」によって結ばれたさまざまな著名人からメッセージが掲載される予定だという。「今できることを全力でする」というkizuna311の姿勢は、多くの人に共通するはずだ。