『ハリポタ』ダニエル・ラドクリフら出演陣が日の丸にメッセージ!宮城県知事に贈呈!宮城・岩手・福島では特別試写会を同時開催
14日、ダニエル・ラドクリフをはじめとする映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』の出演陣たちによるメッセージ入りの国旗が、東日本大震災被災地である宮城県に届けられた。同旗はイギリス・ロンドンからここ日本まで運ばれたもので、本作が少しでも復興の助けになればという願いが込められたもの。同日には宮城県・岩手県・福島県の3県で本作の同時試写会が行われ、観客は迫力の映像とドラマチックな物語の映画を楽しんでいた。
映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』写真ギャラリー
今回、宮城県の村井嘉浩知事の元に届けられた国旗は、先日イギリスで行われたワールドプレミアで、ダニエル・ラドクリフやルパート・グリント、エマ・ワトソンといったキャスト・スタッフ総勢17名がメッセージを書き込んだもの。慣れない漢字で「日本」を書き込んだダニエルは「Love from Daniel Radcliffe(ダニエル・ラドクリフより愛を込めて)」、エマは「Thank you for all your support. We love you!!(応援ありがとう。わたしたちもあなたたちのことが大好きです!!)」と直筆で、未曾有の大災害に遭った被災者たちにエールを送った。
今回、プレゼンターとして宮城県を表敬訪問したワーナー エンターテイメント ジャパンのウイリアム・アイアトン社長は、「本作は、友情や家族の大切さなどのテーマがある作品です。ぜひこの応援旗が、多くの皆さまが見られて、復興への『勇気』や『元気』、『希望』が沸くキッカケとなってくだされば幸いと思っております」と応援旗を贈呈。それに応えて、村井知事も「出演者さまのお気持ちは、県民の皆さまに必ず伝わると思います」としっかり旗を受け取った。同旗は宮城県庁1階の、多くの人が見られる場所に展示される予定だ。
また、同日には宮城県・岩手県・福島県の3県にて、一般公開に先駆けて、本作の特別試写会を同時開催。1,000人を超える観客が訪れ、ハリーやロン、そしてハーマイオニーたちの最後の活躍を存分に楽しんだ。少しでも被災者の慰みになればいいという製作陣やキャストの願いは、早くもかなったといえるのかもしれない。(編集部・福田麗)
映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は公開中