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スティーヴン・ソダーバーグ監督の新作は女性総合格闘家が主演のアクションスリラー

第62回ベルリン国際映画祭

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ジーナとの戦いに必死だった!?-マイケル・ファスベンダー
ジーナとの戦いに必死だった!?-マイケル・ファスベンダー - photo:Yukari Yamaguchi

 2月15日(現地時間)、第62回ベルリン国際映画祭で映画『ヘイワイヤー(原題) / Haywire』が特別上映され、スティーヴン・ソダーバーグ監督、マイケル・ファスベンダーらスタッフ、キャストが会見に登場した。

 本作は、世界をまたにかけて影の任務を遂行する女性エージェントを主人公にしたアクション・スリラー。劇中、女性をいきなり殴りつける姿が衝撃的なマイケルは、「男性と戦うときと違うのは、彼女がたいがいの男より、もっと強いということかな。彼女についていけるようがんばったよ」とコメント。

 マイケルがその身体能力を高く評する女性主人公を務めたジーナ・カラーノは、総合格闘家だ。ソダーバーグ監督は「僕がジーナに興味を持ったことで始まった映画なんだ。ジーナがやってくれなかったら、この映画もなかったよ」と語り、本作製作のそもそもの始まりにジーナの存在があったことを明かした。

 加えてソダーバーグ監督は「それと、本作を作った理由のもう1つが、『しゃべらない』ということをやりたかったから。約40分間誰もしゃべっていないんだ。それが映画だよ。多くの映画はしゃべりすぎだ」と自身の映画論も披露していた。 (取材・文:山口ゆかり/Yukari Yamaguchi)

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