『猿の惑星』最新作が劇場公開時の勢いのまま初登場トップ!『キャプテン・アメリカ』も3位にランクイン
週間レンタルランキング
2月27日付けのTSUTAYAレンタルDVD/ブルーレイランキングは、『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』が初登場で1位となった。劇場公開時に興収24億円超えの大ヒットとなった人気そのままに、レンタルでも人気を獲得した。
宣伝販促展開では、テレビCMを15秒と30秒の2パターンで地上波とFOXチャンネルにて放送。また、日本テレビ「SCOOPER」内でVFXを手がけたWETAデジタル社潜入取材の模様を交えて作品を紹介、TBS「王様のブランチ」でもおよそ15分におよぶ特集。「週刊少年マガジン」でもWETAデジタル社のレポート記事を掲載するなどしたことで、幅広いユーザー層にアピールしてレンタル増につながったものと思われる。
2位は『ワイルド・スピード MEGA MAX』で連続首位記録は3週でストップした。そして初登場の『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』は3位にランクイン。劇場公開時は初登場5位だったので、レンタルで人気がアップ。レンタルに強いアクション映画である点に加え、劇場公開から約4か月後というスピードリリースがレンタルを後押ししたとみられる。しかもTSUTAYA CLUB MAGAZINE 3月号(2月20日配布)での取り上げ方は、『モテキ』『猿の惑星』に次ぐ3番目。強力プッシュがランキング上位へとつながった。
先週の17位から7位へと大幅にアップしたのが『神様のカルテ』。劇場公開時は10代女性が観客層の中心。支持層が限定されていることからレンタル開始時点でのスタートダッシュは弱かったが、ようやくレンタル人気が伸びているようだ。
今週のランキングは以下の通り(カッコ内は先週の順位)。
1位『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』(初登場)、2位『ワイルド・スピード MEGA MAX』(1位)、3位『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』(初登場)、4位『コンテイジョン』(2位)、5位『アイ・アム・ナンバー4』(4位)6位『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』(3位)、7位『神様のカルテ』(17位)、8位『プリンセス トヨトミ』(9位)、9位『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(5位)、10位『うさぎドロップ』(7位)
来週は『スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション』(3月2日レンタル)、『フェア・ゲーム』(2日レンタル)などが登場。『スクリーム4』は人気ホラーシリーズ最新作であり、TSUTAYA限定のレンタルでもあるので、上位ランクインが期待される。劇場公開でヒットを記録した『猿の惑星』は、2週連続首位を獲得できるだろうか。(取材・文:相良智弘)