『踊る大捜査線』が早くも動員200万人突破でV2!『バイオハザード』はシリーズ最高興収に向け好スタート!
映画週末興行成績
先週末は9月の3連休と重なり、各劇場で好調な推移を見せた中、『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』が国内興行ランキングで2週連続首位を獲得し、9月17日までの累計動員は219万4,200人、動員28億111万7,100円となり、動員200万人、興収25億円を突破した。
映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』写真ギャラリー
続く2位に初登場したのは、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の大ヒットシリーズ最新作『バイオハザードV:リトリビューション』。全国779スクリーンで金曜公開され、土日成績は動員43万3,938人、興収6億7,699万2,500円。祝日を含むオープニング4日間の累計成績は動員82万85人、興収12億4,881万6,000円と、早くも10億円を突破している。
『バイオハザード』シリーズの日本における興収は、2002年公開の1作目が最終興収23億円、2004年の2作目が27億円、2007年の3作目が28億5,000万円、2010年の4作目が47億円と右肩上がりになっているのが特徴。本作の初日興収はシリーズ最高だった前作を上回る数値を記録しており、配給元では「最終興収50億円へ」と意気込んでいる。(日本映画製作者連盟の集計より)
3位の『るろうに剣心』は公開4週目にしてベスト3圏内をキープ。18日までの累計動員は196万4,544人、累計興収は24億6,236万7,050円となった。本屋大賞受賞の時代小説を岡田准一、宮崎あおい出演で映画化した『天地明察』は初登場4位。全国326スクリーンの公開で、土日成績は動員11万6,431人、興収1億3,821万3,900円となった。続く5位は公開4週目の『あなたへ』。動員169万7,473人、興収17億9,422万2,000円を突破した。
堺雅人、香川照之、広末涼子共演の『鍵泥棒のメソッド』は6位に初登場。7位の『アベンジャーズ』は3ランクダウン。ジュリア・ロバーツ、リリー・コリンズが出演する『白雪姫と鏡の女王』は8位に初登場。全国191スクリーンで金曜公開され、土日成績は動員5万1,233人、興収6,615万8,600円。公開から3日間の累計成績は動員6万8,151人、興収8,536万6,300円となった。公開3週目の『最強のふたり』は9位をキープ。10位『映画 ひみつのアッコちゃん』、11位『夢売るふたり』という結果になった。
今週は、『これは映画ではない』『ロック・オブ・エイジズ』『よだかのほし』『カジノ・ゾンビ BET OR DEAD』『ソハの地下水道』『劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-』『夜が終わる場所』『王様とボク』『モンスター・トーナメント 世界最強怪物決定戦』『漆黒の闇で、パリに踊れ』『ビンゴ』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社調べ)(取材・文:壬生智裕)