中山美穂&向井理、早くも再共演を希望!今度はブラピとアンジーみたいに!?
6日、丸の内TOEIで映画『新しい靴を買わなくちゃ』初日舞台あいさつが行われ、中山美穂、向井理、桐谷美玲、綾野剛という豪華キャストの登場に、会場は割れんばかりの歓声が沸きおこった。
プロデューサーで映画監督の岩井俊二、本作のメガホンを取った北川悦吏子も来場したこの日の舞台あいさつ。豪華キャストが登壇する機会となっただけに、チケットは完売。会場は数多くの女性客の熱気に包まれたが、その中でなぜか男性客による「美穂!」という中山への掛け声が会場に響き渡ったことが、なぜか綾野のツボに。笑いをこらえるのに必死な様子だったが、先月25日に行われた完成披露試写会では、足をつって2回も中座してしまったこともあり、「今回は中座しないように。リベンジです」と気をとりなおし、意気込んでいた。
パリで偶然に出会った男女の3日間の恋を描くラブストーリーとなる本作。中山と向井は初共演にして恋人役となっているが、「(二人の次回共演作は)わたしが撮りたい!」と意欲満々な北川監督。中山は「ハードなアクションコメディーがいいですね」と意気込み、向井は「ブラピとアンジーが演じたようなやつ(おそらく『Mr.&Mrs. スミス』)ですかね。頑張ります」とコメントするなど、早くも次回作の構想も!?
一方の綾野と桐谷は今回2度目の共演で、2度とも恋人同士を演じた。「2回とも恋人の設定だったので、次回共演作はお兄ちゃんの役がいいな。ぶっきらぼうなお兄ちゃんの役で」と笑顔を見せる桐谷。そこで綾野が「僕は3回目も恋人の役がいいかな。北川さん、撮ってくれますか?」と呼びかけるも、北川監督は初日を迎えた感慨に浸っていたのか、「え? 聞いてなかった」と大ボケ発言。そんなスタッフキャストたちの和気あいあいとした様子に会場は笑いに包まれた。
プロデューサーの岩井と中山は1995年の映画『Love Letter』でタッグを組んで以来、およそ17年ぶりの顔合わせとなった。岩井は「気付いたらあっという間でしたが、『Love Letter』時代を思い出しても、そんな遠いことにも思えず。また懲りずに映画を一緒に作りましょう」と再タッグを約束した。(取材・文:壬生智裕)
映画『新しい靴を買わなくちゃ』は全国東映系にて公開中