井上真央、舞台あいさつ中ファンに突進されるハプニング!
第25回東京国際映画祭
25日、現在開催中の第25回東京国際映画祭で井上真央主演作『綱引いちゃった!』が特別招待作品として上映され、井上のほか、松坂慶子、玉山鉄二、浅茅陽子、西田尚美、ソニン、中鉢明子、水田伸生監督が舞台あいさつを行った。あいさつ中、井上をめがけてファンの男性が走り寄ってきて、周囲に取り押さえられるハプニングが起こったが、井上は「これは、水田監督の仕込み(演出)ですよね?」と冗談を言うなど冷静に対応していた。
井上真央出席!映画『綱引いちゃった!』東京国際映画祭舞台あいさつフォトギャラリー
本作は、大分市に実在した女子綱引きチームで、世界綱引き選手権で3度の優勝を果たした「大分コスモレディース」をモデルにしたコメディー映画。井上演じるヒロインの大分市役所職員・千晶が、大分市PRのため、綱引きチームを結成し、全国大会優勝を目指す姿を描く。物語の鍵を握る主人公の母親役を松坂が、ヒロインと共に綱娘メンバーを引っ張るコーチ役を玉山が演じている。
黒のシックなワンピース姿で登壇した井上は「今日はこんなにキレイな格好をしていますけど、作品の中ではみんなジャージ姿で頑張っております。登場人物たちが綱引きに奮闘する姿から、皆さんが勇気や元気をもらって少しでも笑顔になってくれたらうれしいです」とキュートにあいさつした。
一方、玉山は「僕は普段シティーボーイと言われがちなのですが、今回はシイタケ農園の青年役ということで、劇中で頑張ってビンテージの懐かしいジャージを履いています。僕のジャージの裾に注目して下さい」とユーモラスにあいさつ。そして「この映画は絆がテーマになっています。日本を勇気づけられるよう、僕たちで一生懸命作りました。存分に楽しんでください!」と語り掛けた。
また、この日は沖縄の那覇大綱挽まつりで今年使用された全長約200メートル、重さ43トンもの大綱の一部も映画にちなんで舞台に登場。これは、1995年と1997年に「米藁で製作された世界一の綱」としてギネスに認定登録されている。最後はこの綱を手に、全員でにこやかに写真撮影を行って締めくくった。(古河優)
映画『綱引いちゃった!』は11月23日より全国公開