ジョージ・ルーカス、会社売却で得た収益は寄付! 約3,240億円の大部分を慈善団体へ
ジョージ・ルーカスが、自身の映画制作会社ルーカスフィルムをディズニーに売ったことで得た収益の大部分を、教育関係の慈善団体に寄付しようと考えていることがわかった。ルーカスが現地時間31日に声明文を発表したとTheWrap.comなどが報じている。
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現在68歳のルーカスは「わたしは41年間、ほとんどの時間とお金をルーカスフィルムにつぎ込んできました。新しい人生の章を始めるにあたって、より多くの時間と資源を慈善事業にささげることができるチャンスを得て、とてもうれしく思います」との声明を発表。買収で得た収益の大部分を慈善団体に寄付する意向を示している。
ルーカスはビル・ゲイツ氏らが提唱する「Giving Pledge」(アメリカに住む大富豪に、慈善事業へ資産の大部分を寄付することを求める取り組み)に賛同しているほか、義務教育の向上を目指す「Edutopia」という団体の代表を務めるなど慈善事業に関心が高い。2010年には「わたしは自身の資産の大部分を教育の向上のためにささげます。教育は人間が生き残るための鍵なのです」とコメントしていた。
ディズニーは先月30日、ルーカスフィルムを40億5,000万ドル(約3,240億円)で買収すると発表。映画『スター・ウォーズ』シリーズの新作が2015年に全世界公開されることも決まっている。(1ドル80円計算)(編集部・市川遥)