AKB48柏木由紀、ソロデビューへの思い…ソロで学んだことをAKB48でも生かしたい
昨年の選抜総選挙では2年連続で第3位に輝いたAKB48の柏木由紀が『DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?』撮影後に、2月に控えたソロデビューへの意気込みについて語った。
『DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?』フォトギャラリー
「うれしいときは先に笑顔が出ることもあってか、あまり泣くことがない」と語る彼女だが、2012年は「コンサートのたびに泣いていたように思う」と激動の年を振り返る。そんな彼女が印象に残る涙は、「これまで、ずっと背中を見てきた前田(敦子)さんのさいたまスーパーアリーナでの卒業発表と、仲間と離れ離れになることがわかった東京ドーム公演初日の新組閣発表」とのこと。
この新組閣では、これまで自身が率いてきたチームBキャプテンを、梅田彩佳にバトンタッチすることも発表された。元キャプテンから見た現在の新チームの状況を聞くと、「梅ちゃんも、昔のわたしと一緒で、今まで人をまとめるタイプじゃなかったらしいんですけど、みんなのことを考えて、優しくまとめてくれています。私もキャプテンだったときから引き続き自分がチームに貢献できることを常に考えていきたい。前よりも自分をアピールしていきたいと思っているし、きっとできると思うんです」という言葉には、強い“チームB愛”が込められていた。
そんな彼女も、2月には個人レーベルでのソロデビューを控えている。「一人で歌わせてもらえることは、夢のひとつだったので、より本気でやりたいと思います。ソロで学んだことをまたAKB48でも活かしたい気持ちが強いので、どっちとは言わず、どっちも頑張りたいです」と前向きな気持ちを語ってくれた。
「真面目に本音を話しちゃうから、後から『大丈夫かな?』と思ってしまうぐらい。自分の素直な気持ちを話すことのできる……いい場所です」と彼女自身が明かすインタビューなど、このドキュメンタリーではAKB48の素顔を見ることができるはずだ。(取材・文:くれい響)
映画『DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?』は2月1日より全国公開