『トータル・リコール』が『プロメテウス』に競り勝ち初登場トップ!
週間レンタルランキング
1月14日付けのTSUTAYAレンタルDVD / ブルーレイランキングは、『トータル・リコール』が初登場でトップに立ち、『るろうに剣心』は1週で首位から脱落した。
興行ランキングで初登場3位だった『トータル・リコール』だが、レンタルでは人気がアップ。TSUTAYA限定レンタル作品として、店頭に大量に陳列されている効果も大きい。TSUTAYAのフリーペーパーでも表紙を飾る大プッシュしたほか、お笑いコンビ・平成ノブシコブシを起用したレンタル開始記念イベントもレンタル促進に一役買っているようだ。
2位も初登場の『プロメテウス』。興行ランキングでは初登場4位だったが、こちらもレンタルで人気が上向いた。人気スターの出演はないものの、レンタルに強いSFアクションというジャンル性に加え、関連作『エイリアン』を一緒に陳列する店舗もあり、シリーズファンを引き付けていると思われる。
新作2本の影響でランクを落とす作品が多い中、逆にワンランクアップしたのが8位『映画 ホタルノヒカリ』。主演の綾瀬はるかが、今月スタートしたNHK大河ドラマ「八重の桜」で主演を務めていることが、関心度アップに貢献しているようだ。そして10位には、名作SF『遊星からの物体X』の前日譚(たん)『遊星からの物体X ファーストコンタクト』が初登場。興行ランキングではトップ10圏外だったが、レンタル人気は高い。
今週のランキングは以下の通り(カッコ内は先週の順位)。
1位『トータル・リコール』(初登場)、2位『プロメテウス』(初登場)、3位『るろうに剣心』(1位)、4位『ヘルタースケルター』(4位)、5位『バイオハザードV:リトリビューション』(2位)、6位『アベンジャーズ』(3位)、7位『テルマエ・ロマエ』(5位)、8位『映画 ホタルノヒカリ』(9位)、9位『メン・イン・ブラック3』(6位)、10位『遊星からの物体X ファーストコンタクト』(初登場)
来週は、邦画の大ヒット作『BRAVE HEARTS海猿』(1月18日レンタル開始)や洋画の話題作『ハンガー・ゲーム』(16日)が登場。この強敵を相手に、『トータル・リコール』が2週連続首位を守れるかに注目したい。(取材・文:相良智弘)