ウィル・スミス親子共演『アフター・アース』初登場1位!『攻殻機動隊』も大ヒット!
映画週末興行成績
興行通信社が24日に発表した国内興行ランキングでは、ウィル・スミスとジェイデン・スミスの親子共演作『アフター・アース』が1位に初登場、『100回泣くこと』『攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain』もベストテン入りを果たした。
『アフター・アース』は21日金曜日に全国571スクリーンで公開され、土日2日間で動員15万8,406人、興収2億53万7,700円、初日を含む3日間で20万4,109人、興収2億5,473万1,400円を記録。5月にはスミス親子がそろって来日し映画をPR。「親子の絆」をメインテーマに打ち出した日本独自のマーケティングが功を奏した。都市部とローカルエリアとの割合は28対72と地方での健闘も目立つ。
関ジャニ∞の大倉忠義主演『100回泣くこと』は2位に初登場。全国223スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員11万9,092人、興収1億5,461万7,700円。男女比は2対8で女性客が圧倒的。女子中高生や20代前半の女性グループが中心で、親世代と鑑賞する小中高生も多かった。今後もレディースデーの稼働などが期待される。
3位は『華麗なるギャツビー』。4位は『奇跡のリンゴ』で累計動員55万2,899人、累計興収6億2,326万300円。5位は『G.I.ジョー バック2リベンジ』。6位は『オブリビオン』で、公開4週目で累計興収10億円を突破。7位は『俺はまだ本気出してないだけ』で累計動員13万6,433人、累計興収1億7,590万9,300円となった。
『攻殻機動隊ARISE』は8位に初登場。全国20館公開で土日2日間の動員は3万55人、興収は3,607万6,200円。スクリーンアベレージは180万3,810円となった。劇場で先行販売されているシナリオ付き劇場限定版ブルーレイは、20のうち7劇場が土日で売り切れ。そのほか劇場での勢いも良いという。観客の男女比は7対3。キャスト・スタッフを一新しても『攻殻機動隊』のブランド力は落ちることがなく、根強い人気をうかがわせる。9位は『クロユリ団地』、10位は『エンド・オブ・ホワイトハウス』。そして『名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)』が11位となった。
今週末は『真夏の方程式』『ハングオーバー!!! 最後の反省会』『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE』『欲望のバージニア』『桜姫』『コン・ティキ』『映画「立候補」』『コンプライアンス 服従の心理』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)