スカーレット・ヨハンソンの全裸シーンが何度も!エイリアン役の野心作
第38回トロント国際映画祭
先日婚約が発覚したばかりのスカーレット・ヨハンソンが全裸を披露している最新作『アンダー・ザ・スキン(原題) / Under the Skin』が、第38回トロント国際映画祭で上映され話題になっている。
スカーレットが演じているのは、地球にやってきたエイリアン。人間の体を借りて、人間とは何かを探索に出かけるさまを描く。その人間の体を借りる冒頭から、エイリアンが人間の体に興味を持つシーンまで、スカーレットの美しい全身が何度も映し出されるのが特徴だ。
監督は、ジャミロクワイのミュージックビデオ「Virtual Insanity」やニコール・キッドマン主演映画『記憶の棘』(2004)を手掛けたことでも有名なジョナサン・グレイザー。ビジュアル的にもコンセプト的にもよりアーティスティックにと挑戦を続けてきたグレイザー監督がメガホンを取っただけに、『アベンジャーズ』(2012)などのハリウッド大作とは180度違った野心作で、スカーレットのファンの中には驚く人も多いようだ。
トロント映画祭でスカーレットを直撃すると「ジョナサン(監督)と長年温めてきた企画なので、実現してうれしい」と深い思い入れがあることを明かしていた。(取材・文:中村明美)
第38回トロント国際映画祭は現地時間9月15日まで開催