ダニエル・ラドクリフ、3本の作品が映画祭で上映!「ハリー・ポッター以外の作品を観てもらえて興奮」
第38回トロント国際映画祭
ベネディクト・カンバーバッチの出演作が3本上映されることでも話題になっている第38回トロント国際映画祭には、実は映画『ハリー・ポッター』シリーズで知られるダニエル・ラドクリフの作品も3本出品されている。記者会見に出席したダニエルは「観客の皆さんがとうとう僕を『ハリー・ポッター』以外の作品で観てくれることにとても興奮しているんだ」と新しい出発を喜んだ。
ダニエルは「もちろん『ハリー・ポッター』では最高のときを過ごさせてもらったけど、今はもう恋しく思ったりしないよ。前進するときがきたと思うんだ」と宣言。『ハリー・ポッター』での共演者エマ・ワトソンについて聞かれたときも、「もちろんどこかで偶然会うことはあると思うけど、これまで10年間一緒にいたわけだから、これまで会ったことのない人達と一緒に仕事するのが今は楽しみなんだ」ときっぱり言い切っていた。
トロント映画祭に出品されたダニエルの出演作は、3本それぞれに趣向が異なる。『キル・ユア・ダーリンズ(原題) / Kill Your Darlings』では、ビート世代の詩人アレン・ギンズバーグにふんし男性とのラブシーンにも挑戦。そのほか、ガールフレンドを殺したと訴えられた後に頭から角が生えてきた男にふんする『ホーンズ(原題) / Horns』、現代の若者を描いた恋愛ドラマ『ザ・F・ワード(原題) / The F Word』と幅広く活躍している。(取材・文:中村明美)
第38回トロント国際映画祭は現地時間9月15日まで開催