ポール・ウォーカーさん主演『ワイルド・スピード』最新作が2週連続トップ
週間レンタルランキング
12月2日付けのTSUTAYAレンタルDVD / ブルーレイランキングは映画『ワイルド・スピード EURO MISSION』が2週連続で1位を獲得した。
映画『ワイルド・スピード EURO MISSION』場面写真
TSUTAYAが配布するフリーペーパーでも後半に紹介され、一見プッシュ作品とはいえなさそうな扱いの本作。だが人気カーアクションシリーズとして6作を数える人気の高さが、2週連続首位という結果となって表れたようだ。「わざわざプッシュしなくてもユーザーは借りてくれる」ということか。なお、主演のポール・ウォーカーさんが現地時間11月30日に自動車事故で亡くなったことで改めて同シリーズが注目されており、しばらくランキングに影響を与えそうだ。
2位は『モンスターズ・ユニバーシティ』。興行では『ワイルド・スピード』を大きく上回る大ヒットを記録したが、レンタルに弱い傾向のあるアニメーションということでトップにあと一歩及ばなかった。『アフター・アース』はTSUTAYAのSF映画キャンペーンの1本で、フリーペーパーでも表紙を飾るイチオシ作品だが、本作も2週連続で3位だった。4位『エンド・オブ・ホワイトハウス』は先週レンタル開始からわずか3日間で同順位に食い込んだが、トップ3入りとはならなかった。
『コロニー5』はワンランクダウンだが9位にとどまり、劇場未公開作ながら人気を維持。ジャケットに入った「凍りつく氷点下の世界。人類の生存ルールは変わった。この世界を生き抜け」のコピーがコアユーザーを引き付けているようだ。11位以下で注目は『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)/episode 6 宇宙と地球と』で先週30位から15位へ急上昇。前作から約1年を経ての最新作ということで、こちらもコアユーザーがレンタルしているようだ。
今週のランキングは以下の通り(カッコ内は先週の順位)。
1位『ワイルド・スピード EURO MISSION』(1位)、2位『モンスターズ・ユニバーシティ』(2位)、3位『アフター・アース』(3位)、4位『エンド・オブ・ホワイトハウス』(4位)、5位『オブリビオン』(5位)、6位『テッド』(6位)、7位『図書館戦争』(7位)、8位『藁の楯 わらのたて』(11位)、9位『コロニー5』(8位)、10位『ラストスタンド』(9位)
今週は、4日に『リアル~完全なる首長竜の日~』、6日に『奇跡のリンゴ』と邦画の話題作がレンタル開始。これらの順位と共に『ワイルド・スピード』が3週連続首位獲得なるかに注目したい。(取材・文:相良智弘)