キャメロン・ディアスの復しゅうコメディーが初登場1位!『キャプテン・アメリカ』は首位陥落
全米ボックスオフィス考
先週末(4月25日~27日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、キャメロン・ディアス主演コメディー『ジ・アザー・ウーマン(原題) / The Other Woman』が興行収入2,476万3,752ドル(約24億7,637万5,200円)を稼ぎ出し、初登場1位に輝いた。これまで3週連続で首位をキープしてきた『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』は2位に沈んだ。(数字は全てBox Office Mojo調べ、1ドル100円計算)
ついに首位陥落!映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』フォトギャラリー
『ジ・アザー・ウーマン(原題)』は、キャメロン、レスリー・マン、ケイト・アプトンが同じ男性に浮気されていた3人の女性にふんし、チームを組んで復しゅうを企てるさまを描いたコメディー作品。女性客からの圧倒的な支持を受け(観客の75パーセントが女性)、前評判を上回る好成績を記録した。浮気男役は人気テレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のニコライ・コスター=ワルドー、監督はキャメロンとは『私の中のあなた』に続くタッグとなるニック・カサヴェテスが務めている。
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』は興収1,621万9,025ドル(約16億2,190万2,500円)で公開4週目にしてついに首位陥落。しかし累計興収は2億2,505万9,241ドル(225億592万4,100円)に達し、人気カーアクションシリーズ第5弾『ワイルド・スピード MEGA MAX』(最終興収2億983万7,675ドル・約209億8,376万7,500円)を抜いて、4月公開の作品として過去最高の興収を記録した。
『ジ・アザー・ウーマン(原題)』以外の初登場組は、故ポール・ウォーカーさん主演&リュック・ベッソン製作・脚本でフランスのアクション映画『アルティメット』をリメイクした『ブリック・マンションズ(原題) / Brick Mansions』が興収951万6,855ドル(約9億5,168万5,500円)で5位、ホラー映画『ザ・クワイエット・ワンズ(原題) / The Quiet Ones』が388万53ドル(約3億8,800万5,300円)で7位と振るわなかった。
今週末公開作品は、すでに世界興収1億3,200万ドル(約132億円)を稼ぎ出している『アメイジング・スパイダーマン2』など。(編集部・市川遥)
4月25日~27日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位
1(初)『ジ・アザー・ウーマン(原題) / The Other Woman』
2(1)『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
3(2)『ヘブン・イズ・フォー・リアル(原題) / Heaven is for Real』
4(3)『リオ2(原題) / Rio 2』
5(初)『ブリック・マンションズ(原題) / Brick Mansions』
6(4)『トランセンデンス』
7(初)『ザ・クワイエット・ワンズ(原題) / The Quiet Ones』
8(10)『ベアーズ(原題) / Bears』
9(7)『ダイバージェント』
10(5)『ア・ホーンテッド・ハウス2(原題) / A Haunted House 2』