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アニー賞が発表!『ヒックとドラゴン』続編が作品賞含む6冠!『かぐや姫の物語』は無冠

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『ヒックとドラゴン』続編が作品賞! 日本公開はどうなる?
『ヒックとドラゴン』続編が作品賞! 日本公開はどうなる? - (C) Twentieth Century Fox Fil, Corporation / Photofest / アフロ

 現地時間31日、第42回アニー賞授賞式がアメリカ・ロサンゼルスで行われ、映画部門では、人気3Dアニメの続編『ハウ・トゥー・トレイン・ユア・ドラゴン2(原題) / How to Train Your Dragon 2』が作品賞を含む6部門で受賞した。3部門にノミネートされていた高畑勲監督の『かぐや姫の物語』は無冠に終わった。

【写真】前作『ヒックとドラゴン』フォトギャラリー

 同賞は、国際アニメーション協会(ASIFA)が主催する映画賞で、アニメーション界のアカデミー賞ともいわれる賞。日本からは『かぐや姫の物語』が作品賞、監督賞(高畑勲監督)、音楽賞(久石譲)にノミネートされていた。

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 そのほか、ピクサーの元スタッフで日本人クリエイターの堤大介が日系米国人ロバート・コンドウと共同監督した『ダム・キーパー』で短編アニメ賞に、湯浅政明監督がカートゥーン ネットワーク制作の「アドベンチャー・タイム」でテレビ部門の監督賞にノミネートされていたが、両者とも受賞は逃した。

 映画『ハウ・トゥー・トレイン・ユア・ドラゴン2(原題)』は作品賞・監督賞・キャラクターアニメーション賞・音楽賞・編集賞・絵コンテ賞の6冠に輝いた。同作は、2010年公開の3Dアニメ『ヒックとドラゴン』の続編。第72回ゴールデン・グローブ賞でもアニメーション作品賞を獲得、長編アニメ賞にノミネートされている第87回アカデミー賞に向け、大きくリードしたといえそうだ。日本では未公開のままで、有志により公開を求める署名活動が展開されており、今回の受賞が実現への弾みとなることに期待したい。(編集部・入倉功一)

映画部門の受賞結果は以下の通り。

■作品賞
『ハウ・トゥー・トレイン・ユア・ドラゴン2(原題) / How to Train Your Dragon 2』

■監督賞
ディーン・デュボア 『ハウ・トゥー・トレイン・ユア・ドラゴン2(原題)』

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■声優賞
ベン・キングズレー 『ザ・ボックストロールズ(原題) / The Boxtrolls』

■脚本賞
フィル・ロードクリス・ミラー 『LEGO(R)ムービー

■短編アニメ賞
愛犬とごちそう

■美術賞
ポール・ラサニ、トム・マクルーア、オーガスト・ホール 『ザ・ボックストロールズ(原題)』

■キャラクターアニメーション賞
ファビオ・リリニ 『ハウ・トゥー・トレイン・ユア・ドラゴン2(原題)』

■キャラクターアニメーション賞(実写映画)
ダニエル・バレット、ポール・ストーリー、エトゥーアチ・テマ、アレッサンドラ・ボノーラ、デハン・モムシビロック 『猿の惑星:新世紀(ライジング)

■アニメーション効果賞(実写映画)
スティーブ・アヴォジャリ、五十嵐敦史、パヴェ・グロホラ、ポール・ワグナー、ヴィクトル・ルンドクビスト 『オール・ユー・ニード・イズ・キル

■アニメーション効果賞
マイケル・カスチャーク、ピーター・ディモンド、デビッド・ハッチンス、ヘンリック・フォルト、ジョン・コスニーク 『ベイマックス

■音楽賞
ジョン・パウエル、ヨンシー 『ハウ・トゥー・トレイン・ユア・ドラゴン2(原題)』

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■キャラクター・デザイン賞
ポール・サリヴァン、サンドラ・エキーラ、ジョージ・R・グティエレス 『ザ・ブック・オブ・ライフ(原題) / The Book of Life』

■編集賞
ジョン・K・カー 『ハウ・トゥー・トレイン・ユア・ドラゴン2(原題)』

■絵コンテ賞
トゥルオン・“トロン”・ソン・メイ 『ハウ・トゥー・トレイン・ユア・ドラゴン2(原題)』

■学生映画賞
『マイ・ビッグ・ブラザー(原題) / My Big Brother』

※日本語のリストを転載する際は編集部までご連絡ください

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