『スター・ウォーズ』にコミコン熱狂!メイキング映像公開にダークサイドキャストも登場!
コミコン2015
現地時間7月10日、映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のパネルディスカッションがアメリカ・サンディエゴで開催中のコミコン・インターナショナル(以下、コミコン)で行われ、J・J・エイブラムス監督をはじめ、デイジー・リドリー、オスカー・アイザック、ジョン・ボイエガ、製作総指揮のキャスリーン・ケネディ、脚本のローレンス・カスダンほか主要キャスト・スタッフが出席した。
ハリソン・フォード、マーク・ハミル、キャリー・フィッシャーが勢ぞろい!フォトギャラリー
『フォースの覚醒』について「僕らが望む以上のものにしようと作品に取りかかっている」と語ったエイブラムス監督は、シリーズ最新作を手掛ける喜びを明かす一方、ノスタルジー以上のものを観客に届ける必要があると明かし、「ミレニアム・ファルコンが出ていれば、自動的にいいシーンになるというわけじゃない」と断言。キャラクターを動かすストーリーテリングや感情を重視し、ファンに驚きを届けることを約束して喝采を集めた。
新たな予告編は秋ごろの公開になるといい、この日は代わりに、約3分にわたるメイキング映像を上映。各キャストのインタビューや、出演がうわさされていたサイモン・ペッグが「まるで天国だ」と満面の笑みを見せる姿など、貴重なシーンの連続に、会場は熱狂に包まれた。
さらにこの日は、特報で十字型のライトセーバーを持つ姿が話題を呼んだカイロ・レン役のアダム・ドライバーをはじめ、キャプテン・ハックス役のドーナル・グリーソン、キャプテン・ファズマ役のグェンドリン・クリスティーら、敵役となるダークサイドのキャストも登壇。司会者から、カイロとダークサイドの関わりについて聞かれたアダムは、「僕らは特に善と悪の違いについて話合ったりはしていない。彼らは、自らの道徳に基づいてそう行動することを決めた集団だから」とコメント。一方のドーナルは「僕は悪の側だよ」とシンプルに回答し、笑いを誘った。
またマーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、そして3月の墜落事故で重傷を負ったハリソン・フォードも元気な姿を見せ、旧3部作トリオの集結に会場の熱気は最高潮に。ハリソンは「オリジナル版の『スター・ウォーズ』に出演したころ僕は俳優業をはじめたばかりで、とてつもない成功を収めたことがとてもうれしかった。その作品に戻ってこられたことに感謝しているよ」と笑顔を見せた。
パネルの熱気が冷めやらぬ中、エイブラムス監督はパネル会場に集まった6,500人以上の観客を、野外に設置された『スター・ウォーズ』コンサートの会場に招待。会場では、ケミカルライトの代わりの配られたライトセーバーで会場を彩ったファン全員がオーケストラが演奏する『スター・ウォーズ』のスコアに酔いしれた。(編集部・入倉功一)
映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は12月18日より全国公開