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AV界の巨匠監督の著書を基にした映画、夕張で上映!女優・中原翔子、初プロデュース作品!

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作品への思いを語った中原翔子
作品への思いを語った中原翔子

 北海道夕張市内で行なわれた「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016」で28日、AV界の巨匠・代々木忠監督の著書「つながる / セックスが愛に変わるために」(祥伝社刊)を基にした映画『愛∞コンタクト』が上映され、初のプロデュース作の上映を愛する「ゆうばり映画祭」で叶えた女優・中原翔子は、感動で声を詰まらせた。

【写真】中原翔子×若手女性監督3人!『愛∞コンタクト』ワールドプレミア ギャラリー

 本作は代々木監督の著書を基にしたオムニバス映画で、さまざまな出来事を通じて愛などについて見つめ直す女性たちの姿を描いた3編のショートストーリーが展開される。中原が早川ナオミ名義で初めてプロデューサーを務め、3人の女性監督が各エピソードのメガホンを取っている。

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 この日は映画祭のクロージングセレモニーの時間と上映が重なってしまったが、駆け付けた観客と作品に深い思いを寄せるスタッフ・キャストを前にした中原は、「ゆうばり映画祭が大好きなので、上映していただけるのが本当に嬉しくて」と思わず涙で声を詰まらせる。

 「誰かとつながるためにはまず『自分とつながる。自分を好きになる』ということを描きたかった」と話す中原は、「3人の監督それぞれが自分の何かを投影して撮ってくれましたが、出来上がったら私・中原翔子でした。私のアイデンティティーがそのまま映し出されてしまい怖かった」と作品について語り、渾身の一作が苦難を経て「ゆうばり」での上映に至ったことも涙の裏にはあるようだった。

 3人の監督はそれぞれ「地道にちょっとずつ作った大切な作品」(渡辺あい)、「すごく熱い作品だと思っていて熱さが伝わったら嬉しい」(深井朝子)、「観ていただけるのが感無量で足が震えています」(淺雄望)と、この日がワールドプレミアとなった上映にこちらも感無量の様子。3人の監督と支え合って作品を作り上げた中原は、「全員“いま”を掴み取る女の子の話」と本作を語ったが、その言葉は作品の内容だけでなく、3人の若き監督たちにも向けられていた。(長谷川亮)

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