カンヌ映画祭の審査員発表!マッツ・ミケルセン、キルステン・ダンストら
第69回カンヌ国際映画祭
現地時間25日、第69回カンヌ国際映画祭の審査員が発表された。同映画祭で男優賞を受賞した『偽りなき者』のマッツ・ミケルセン(デンマーク)や女優賞に輝いた『メランコリア』のキルステン・ダンスト(アメリカ)をはじめ、キーファー・サザーランドの父親としても知られる俳優ドナルド・サザーランド(カナダ)、『レインマン』などの女優ヴァレリア・ゴリノ(イタリア)、『クリスマス・ストーリー』のアルノー・デプレシャン監督(フランス)など、何度も出演作・監督作がカンヌに出品されてきた豪華なメンバーがそろった。
常連メンバーのみならず、長編デビュー作『サウルの息子』で昨年のカンヌ映画祭グランプリに輝き、アカデミー賞外国語映画賞も獲得したネメシュ・ラースロー監督(ハンガリー)も今年の審査員に。ちなみに、昨年のカンヌ映画祭の授賞式でラースロー監督に賞を手渡したのは、マッツ・ミケルセンだった。
このほか、ジョニー・デップの元パートナーとしても知られる女優・歌手のヴァネッサ・パラディ(フランス)と、プロデューサーのカタユーン・シャハビ(イラン)も審査員に決まっており、審査員長を務める『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のジョージ・ミラー監督の下この8人が、コンペティション部門の21作品から最高賞のパルムドールなどを選ぶことになる。各賞が発表される授賞式は、映画祭最終日の5月22日に行われる。(編集部・市川遥)
第69回カンヌ国際映画祭は現地時間5月11日から22日まで開催