『スター・ウォーズ』新作が4週連続ナンバーワン!『白鯨との闘い』が3位に初登場
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5月23日付のTSUTAYAレンタルDVD/ブルーレイランキングは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が4週連続で首位を獲得した。
本作で、ヒロインのレイを演じるデイジー・リドリーは1992年生まれのイギリス出身の女優。イギリスのテレビドラマ「Casualty」(2013)や、テレビドラマ「法医学捜査班 silent witness」(2014)などの小さな役での出演というまだ経験の浅い新人が、オーディションで見事その役を勝ち取った。まさにシンデレラガールだ。監督はヒットメーカーのJ.J.エイブラムスで、人気シリーズを手掛けるのは『ミッション:インポッシブル』『スタートレック』に続き3シリーズ目となり、また『帝国の逆襲』『ジェダイの帰還』の脚本を手掛けたローレンス・カスダンと共に新たな物語を生み出した。撮影にあたっては、CGに全てを頼るのではなく、ロケ撮影やセットを組んだ撮影にこだわり、臨場感あふれる世界観を作り上げた。
2位も先週と同じく逢坂剛の人気警察小説を西島秀俊主演で実写化した人気ドラマの完結編『劇場版 MOZU』。『海猿』シリーズで知られる羽住英一郎監督がメガホンを取り、大掛かりなフィリピンロケを敢行。日本では撮ることができない激しいカーチェイスや銃撃戦、本物の火を使った迫力満点の爆破シーンなどを生み出した。
3位に初登場の『白鯨との闘い』は、作家ハーマン・メルヴィルの不朽の名作「白鯨」に隠された事実を明かしたノンフィクション小説の映画化。1819年、一等航海士オーウェン(クリス・ヘムズワース)は、21人の仲間たちと捕鯨船エセックス号で太平洋を目指すが、やがて巨大な白鯨と遭遇し、激闘の末に船は大破してしまう。3艘のボートで脱出した彼らは、わずかな食料と飲料水だけを頼りに漂流生活を続ける……。CGで精巧に作られた白鯨の迫力が観る者を圧倒する。監督は『ビューティフル・マインド』『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズなどの名匠ロン・ハワード。
今週のランキングは以下の通り(カッコ内は先週の順位)
1位『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(1位)
2位『劇場版 MOZU』(2位)
3位『白鯨との闘い』(初登場)
4位『007 スペクター』(3位)
5位『俺物語!!』(5位)
6位『ジュラシック・ワールド』(7位)
7位『ブリッジ・オブ・スパイ』(4位)
8位『ギャラクシー街道』(6位)
9位『バケモノの子』(11位)
10位『バクマン。』(8位)
今週は27日に『黄金のアデーレ 名画の帰還』がレンタル開始となる。『スター・ウォーズ』が5週連続首位獲得なるかに注目したい。(取材・文:相良智弘)