『オデッセイ』が首位に返り咲き!ファン待望の新シーズン「X-ファイル 2016」が9位に初登場
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7月4日付のTSUTAYAレンタルDVD/ブルーレイランキングは、マット・デイモン主演のSF映画『オデッセイ』が1位を獲得。先週『X-ミッション』にトップの座を奪われ、連続首位記録は3週にとどまったものの、再び1位に返り咲いた。
2位は先週首位の『X-ミッション』。監督のエリクソン・コアは『ワイルド・スピード』などの撮影監督を務めており、本作でも撮影監督を兼任。山の頂上から地上へ向かって滑空するウイングスーツ・フライングなど世界トップクラスのアスリートがスタントとして参加し、エクストリームスポーツの迫力ある映像を生み出している。
9位に初登場したのは「X-ファイル 2016 Vol.1」。他にVol.2が12位、Vol.3が18位に初登場。7月2日のレンタル開始からわずか2日間でランクインした。本シリーズはUFOや超常現象を追うFBI捜査官モルダー(デヴィッド・ドゥカヴニー)とスカリー(ジリアン・アンダーソン)のコンビの活躍を描き、アメリカでは1993年から2002年にかけて放送され、2本の映画も公開された。コンビ再結成は2008年の映画第2作『X‐ファイル:真実を求めて』以来となる。カップルだったはずの2人は1話目の冒頭で別れている設定。かつての上司スキナーからスカリーに電話があり、その後スカリーは久々にモルダーに連絡を取って、2人は保守派の陰謀論者タッド・オマリーと会うことになる。そして2人は彼の案内で異星人に誘拐された経験を持つ女性を訪ねる。1947年にアメリカ軍がUFOを回収したとされるロズウェル事件もからみ、X-ファイルらしいストーリーが展開される。
また、11位以下で注目は20位の『アリス・イン・ワンダーランド』。先週25位から5ランクアップで、新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』公開に合わせてユーザーの関心が高まったようだ。また本作が1日にフジテレビ系列で放送されたこともレンタル増に貢献していると思われる。
今週のランキングは以下の通り(カッコ内は先週の順位)
1位『オデッセイ』(2位)
2位『X-ミッション』(1位)
3位『orange-オレンジ-』(3位)
4位『エージェント・ウルトラ』(8位)
5位『ブラック・スキャンダル』(4位)
6位『劇場版 MOZU』(5位)
7位『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(6位)
8位『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』(7位)
9位「X-ファイル 2016 Vol.1」(初登場)
10位『バケモノの子』(9位)
今週は6日に『アーロと少年』『スティーブ・ジョブズ』『マネー・ショート 華麗なる大逆転』が、8日に『ピンクとグレー』がレンタル開始となる。『オデッセイ』が首位を守れるかに注目したい。(取材・文:相良智弘)