カンバーバッチ主演マーベル映画の魔術映像がスゴ過ぎ 悪役ミケルセンも登場
ベネディクト・カンバーバッチが魔術を操るマーベルヒーローにふんするSFアクション大作『ドクター・ストレンジ』の日本版特報で、空間をねじ曲げ、壊滅した街を再生させ、高層ビル群を組み替える……といった驚くべき映像の一端が公開となった。
【動画】カンバーバッチ主演『ドクター・ストレンジ』超スゴ特報
カンバーバッチが演じる主人公“ドクター・ストレンジ”とは、脳外科の権威でありながら不慮の事故で両手の機能を損なわれた悲劇の医師。ストレンジは完璧だった人生を取り戻すためあらゆる最先端の治療を試みるも完治する見込みはなく、財産も地位も失ってしまう。そんな彼が最後に、どんな傷でも治せるという魔術師と出会い魔術修行をするうちに世界を救うヒーローに転じていく物語だ。
公開された特報ではストレンジが交通事故で半死半生の大けがを負うところから始まり、魔術師の師匠と思しき人物と出会い、「時空を超え、一瞬ではるか遠くへ行ける」という魔術の数々を目の当たりにしていくさまが映し出される。
『ブレードランナー』を彷彿させる多国籍の街並み、着物風のコスチュームなど日本人の目にうれしい和テイストの世界観、スキンヘッドの魔術師役のティルダ・スウィントン、目に特殊メイクを施した見るからに悪役のマッツ・ミケルセンらキャラクターのビジュアルもさることながら、魔術バトルで繰り出される特撮映像の数々は圧巻。
「SHERLOCK(シャーロック)」の名探偵シャーロック・ホームズから一転してマーベルヒーローにふんしたカンバーバッチは、「スケールが全く違うよ。今までに演じてきた(アイコン的な)キャラクターとも全く違う」と大興奮。元医師のヒーローという型破りなキャラクターについて、「ストレンジは自分が社会的にも人間的にも上の方に居ると思っていて、それに自信を持っている。でも、事故で全てを失った時、自分には何もない事に気がつくというストーリー」としている。(編集部・石井百合子)
映画『ドクター・ストレンジ』は2017年1月27日より全国公開