『ワイルド・スピード』どうなっちゃう…ロック様VSヴィン対立激化?
映画『ワイルド・スピード』シリーズのロック様ことドウェイン・ジョンソンとヴィン・ディーゼルに確執があると報じられたが、ヴィンが「すべてを話すよ」と語りかける意味深な動画をInstagramにアップした。ヴィンには、ドウェインとの不仲説について説明したい意思があるようだ。
そもそもの始まりは、ドウェインが同シリーズ新作のスタッフや女優陣を絶賛する一方で、男性共演者に対して「一人前の男として、真のプロフェッショナルとして振る舞う者もいるが、そうじゃない者もいる。奴らはチキン野郎すぎてそもそも何にもできやしねえ。臆病者が」と怒りを露わにしたメッセージをInstagramに投稿。
ドウェインが批判したかった相手はヴィンだったようで、ヴィンは翌朝ドウェインに詰め寄り、二人だけで話し合いをしたものの、確執が消えないまま、撮影は続いたという。そして、自らの出演シーンすべてを撮り終えたヴィンは、一足先に撮影現場を去ったという。
その日、ヴィンは「この年にはいろんな出来事があった。主演と製作の両方を務めている2作品立て続けの撮影を終えることができたなんて信じられない。さて、僕の家族と僕の人生、そして僕自身に戻らなくちゃ……」というコメントを添えて、ある動画を投稿した。
その動画でヴィンは、クリスマス頃から行われていた撮影がついに終わったことや、実の娘が「ハッピー」という言葉を言えるようになっていたことなどをうれしそうに報告。しかし突然、改まった口調で「だからちょっと待ってくれ。すべてを話すから。すべてを」とかなり意味深に続けた。海外メディアでは、ドウェインとの騒動について話す意思があるということではないかと憶測を呼んでいる。
一方のドウェインは、ヴィンがいなくなった撮影現場で撮った動画をアップし、「どんなチームでも、家族ならば対立はある。家族なら意見や根本的な信念の違いがあるものだ。解決が伴えば、対立はいいものだと思っている。俺は健全な対立の中で育ったし、歓迎するよ」とコメントしていた。
その後もTMZ.comによって、遅刻常習犯のヴィンのせいで周りが迷惑をこうむっていたという、撮影現場スタッフの証言が報じられたかと思えば、他方で男性共演者たちはヴィンを擁護する姿勢を見せる。タイリース・ギブソンはInstagramに、主にヴィンを称える長文を添えて、ヴィンとの2ショットをアップ。リュダクリスも、ドウェインの写っていない男性共演者たちの集合写真を投稿し、いかにもヴィンを支持する側であることを示したいようだった。スタッフや共演者を含んだ対立へと発展しているような印象を受けるが、いち早く円満な解決を迎えてほしいばかりだ。(編集部・石神恵美子)