未完成でも絶賛の嵐!『美女と野獣』25周年の特別上映
ディズニーが手掛けた不朽の名作『美女と野獣』の米公開25周年を記念して、ニューヨークのリンカーン・センターで9月18日(現地時間)に特別上映が行われる。フィルム・ソサエティ・リンカーン・センターの公式サイトで明らかになった。
本作は、1991年の劇場公開2か月前にリンカーン・センターで開催された第29回ニューヨーク映画祭に出展。上映されたのは完成品ではなく、3分の1が絵コンテと白黒アニメーションという「ワーク・イン・プログレス版」で編集中の未完成作品にもかかわらず、スタンディングオベーションの絶賛を受けた。その後の完成版は、第64回アカデミー賞の作品賞にノミネートされ、作曲賞と歌曲賞を受賞した。そしてこのたび、25年の時を経て、リンカーン・センターに戻ってくることになったのだ。
今回の特別上映には、声優を務めた野獣役のロビー・ベンソン、ベル役のペイジ・オハラ、ガストン役のリチャード・ホワイト、ポット夫人役のアンジェラ・ランズベリーがスペシャル・ゲストとして参加することが決定している。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)