ファスベンダー、暗黒時代のスペインにダイブ!『アサシン クリード』日本版予告編
マイケル・ファスベンダーとマリオン・コティヤールが共演する、世界的大ヒットゲームを題材にした新作映画『アサシン クリード』が2017年に日本でも公開されることが決定し、現代と過去が交差する特異な世界観を捉えた日本版予告編が公開された。
同作は、遺伝子操作によって、アサシン(暗殺者)として活躍した祖先の記憶を追体験する男の運命を描いたミステリーアクション。ルネサンス期のスペインでテンプル騎士団の陰謀に立ち向かったアサシン教団の一員アギラールを祖先に持つ死刑囚カラム・リンチ(ファスベンダー)が、禁じられた秘宝“エデンの林檎”をめぐる歴史の闇に挑む。
公開された予告編は、コティヤール演じる謎の女性ソフィア・リキンが、カラムに「あなたはもう存在しないの」と言い放つシーンからスタート。DNAに眠った記憶を呼び起こすマシーン、アニムスにつながれたカラムは、祖先アギラールが生きた「暗黒時代」のスペインへと誘われる。
スペインパートではアリアーヌ・ラベド演じる女暗殺者も登場し、美しい衣装を身にまとったアサシンたちの華麗なアクションが炸裂。驚異的な身体能力で障害を乗り越えながらスペインの美しい街並みを駆け抜けるアサシンたちの姿から、ゲームの特徴でもあるパルクールアクションが、映画版にもしっかりと取り入れられていることがうかがえる。
映像の最後には、大空を駆けるワシ(イーグル)のように両手を広げて空を舞うアサシンが映し出されており、こちらもゲームに登場するイーグルダイブそのもの。ゲームと世界観を共有する一方で、物語は全く新たな展開が用意されているといい、ファンにとっても見逃せない一本になりそうだ。監督はファスベンダーとコティヤールを起用した映画『マクベス』で注目を浴びたオーストラリア出身のジャスティン・カーゼルが務める。(編集部・入倉功一)