小栗旬“弱々しい男”役で新境地!主演ドラマが日米同時配信へ
俳優の小栗旬が、この秋配信予定のHuluオリジナル連続ドラマ「代償」で主演を務めることが明らかになった。本作で小栗は、精神の限界まで追い詰められた弱々しい男という役どころに挑み、これまでにない顔を見せる。日米同時配信を予定しており、国外の視聴者も見込まれることについて小栗は、「自分たちが作った作品が海外の方にどのように感じていただけるのか気になりますね」と期待を寄せている。
伊岡瞬による同名小説を原作としたクライムサスペンス。小栗演じる主人公の奥山圭輔は暗い過去を抱えた敏腕弁護士だ。物語は強盗殺人事件の容疑者・達也(高橋努)から、圭輔に弁護依頼が舞い込むところから始まる。達也はかつて、あらゆる卑劣な手を使い、圭輔を不幸のどん底へと追い詰めたサイコパス。圭輔にとって新たな悪夢との戦いが幕を開ける。
圭輔は、幼少期に達也によって自分の両親や大切な人の命を次々と奪われた挙句、達也の家で人格を無視した仕打ちを受け続け、重度の強迫性障害を患ってしまったという難しい役どころ。
小栗は、「原作を読んだ時点で『これはしんどい役になるだろうな』と予想はしていましたけど、実際に撮影をしてみて『やっぱり、なかなか大変だな』と(笑)」と苦労があったことを明かす。「特に、達也と再会してからの圭輔は、そわそわしている時間が最後まで続きますからね。撮影以外の時は、役のことをあまり考えないようにしようと思ってはいても、結局考えてしまうので、僕自身も日頃からざわざわしている感じがあります」と役に没頭した撮影裏を語った。