ヘザースなんか殺してやりたい!カルト映画『ヘザース/ベロニカの熱い日』ドラマ化に進展
1989年のカルト映画『ヘザース/ベロニカの熱い日』のテレビドラマ化がようやく前進し、パイロット版の製作が決まったと The Hollywood Reporter が報じた。
米ケーブル局 TV Land が手掛ける本作は、現代の高校を舞台にしたアンソロジードラマになる予定。映画とは一味違うものの、同じくらい意地の悪いヘザースが登場するという。
オリジナル映画のストーリーは、“ヘザース”という人気グループの女子3人にこき使われて嫌気のさす高校生活を送っていたベロニカ(ウィノナ・ライダー)が、転校生JD(クリスチャン・スレイター)に「ヘザースなんか殺してやりたい!」とこぼしたことで、さまざまな事件が巻き起こるブラックコメディー。
ドラマ版では、ヘザー・マクナマラは黒人のレズビアンに、ヘザー・デュークは本名ヒースというジェンダークィア(既存の性別の枠組みに当てはまらない人)の男子に、ヘザー・チャンドラーは、映画版でダンプと呼ばれていたマーサのような容姿になるという。
パイロット版の脚本は『カワイイ私の作り方 全米バター細工選手権!』のジェイソン・ミカレフが担当。『バチェロレッテ -あの子が結婚するなんて!』のレスリー・ヘッドランドが監督を務める。
さまざまなリメイク版の中でも設定が大幅に変わっているため、キャスティングが楽しみな作品だ。(澤田理沙)