『シン・ゴジラ』平成シリーズ以降ナンバーワン動員!420万人突破
「新世紀エヴァンゲリオン」の庵野秀明が総監督・脚本を務めた映画『シン・ゴジラ』の累計観客動員数が公開40日間で420万人を突破し、1984年に公開された『ゴジラ』からの「平成ゴジラシリーズ」以降で、最高動員数を記録したことが明らかになった。
配給の東宝によると同作は、7月29日の初日から9月6日までで累計動員420万8,608人、累計興行収入61億3,492万9,000円を記録。ゴジラシリーズは第1期「昭和ゴジラシリーズ」(1954~1975)、第2期「平成ゴジラシリーズ」(1984~1995)、第3期「ミレニアムゴジラシリーズ」(1999~2004)に大別でき、『シン・ゴジラ』は1992年公開の第19作『ゴジラVSモスラ』の動員420万人を突破して平成シリーズ以降でナンバーワンに立った。シリーズ最高の観客動員数は第3作『キングコング対ゴジラ』(1962年)の1,255万人。
9月5日に発表された全国映画動員ランキングでは公開6週目にして2位をマークし、公開以来ベスト3圏内をキープ。3日と4日の土日2日間だけで動員20万人、興収3億2,000万円を記録するなど現在も好調な興行を展開しており、今後もさらに成績を伸ばすことが期待される。
『シン・ゴジラ』は、『ゴジラ FINAL WARS』(2004年)以来、日本で12年ぶりに製作されたシリーズ最新作。1954年の1作目以降で初めて、「ゴジラが初めて現れた世界」を描いた作品となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、配給元など調べ)(編集部・入倉功一)