AI、娘の名前を歌に!『トイ・ストーリー』アニメーター新作で主題歌を担当
『モンスターズ・インク』『トイ・ストーリー』などの名作を生んだアニメーター、ダグ・スウィートランドが監督を務めた映画『コウノトリ大作戦!』の日本語吹き替え版主題歌を「Story」などの歌手・AIが担当することが明らかになった。
今回主題歌に決定した楽曲の名前は、昨年8月に生まれたAIの長女の名前(平和ちゃん)と同じ「HEIWA」。海外のプロデューサーがAIの出産を祝って、プレゼントしたという一曲だ。ワーナー・ブラザースの担当者は主題歌決定の経緯について、「『HEIWA』には、その制作された背景を含め、この映画のために生まれた作品かと思うほど、運命的な出会いを感じました。弊社としては異例の日本版主題歌で、映画本編のラストシーンからAIさんの歌声を乗せています」と説明している。
一方のAIも「この曲が『コウノトリ大作戦!』の主題歌になったことは運命だと思ってます。本当にぴったりすぎてうれしい!!」と大喜び。続けて同曲について、「この曲は私にとってすっごく大切な曲で自分の曲の中でも歌ってて一番泣けてくる曲かもしれません。本当に自分の赤ちゃんが生まれた時の感情をそのまんま歌ってます」と語っている。
本作は、「コウノトリ宅配便社」に勤めるNO.1配達員のコウノトリ・ジュニアが、会社の思わぬ手違いで誕生した人間の赤ちゃんを内緒で人間界に届けるために奮闘する物語。日本語吹き替え版の声優で、アンジャッシュの渡部建と児嶋一哉が参加している。(編集部・井本早紀)
映画『コウノトリ大作戦!』は11月3日より全国公開