西内まりや、キューティーハニー役受け入れられるか不安だった
西内まりやが1日、都内で行われた映画『CUTIE HONEY -TEARS-』の初日舞台あいさつに出席し、「初主演ということで今ようやく実感が湧いています。皆さん、どうでしたか?」と客席に問いかけて大きな拍手を贈られた。「こんなにたくさんの方に来ていただいてうれしい。すごく人気のある作品。ファンの方がたくさんいる中で今回のキューティーハニーを本当に受けて入れてもらえるのかすごく心配でした」とホッとした表情を見せた。
永井豪原作の「キューティーハニー」を新たに実写化した本作。荒廃した近未来を舞台に、天才科学者が創造した女性アンドロイドのキューティーハニーが人類の存亡を懸けた戦いに身を投じる姿をスタイリッシュに描いた作品で、西内は「いろんな意見を聞きたいです。なんでも言っていただいて構いません。わたしなりに頑張りました」と胸を張る。
アクション練習は撮影開始の2か月前から行ったといい、「初めてだったので体育館を借りたりして、受け身の練習を目が回るくらいしたりしました」と述懐。「やるよりやられる方が大変なんだって思いました」と振り返ると、敵役を務めた石田ニコルも「敵だけど、息が合っていないとできないので二人で練習しました。楽しかったです。いい経験になりました」と笑顔を見せた。共演の三浦貴大はそんな二人のアクションシーンを「間近で見てよくこんなに動けるなって、感動していました」と絶賛した。
一方、原作者の永井も「(今回の作品には)全く口出しをしていません。だからこそ一映画ファンとして楽しんで観ることができました。素晴らしい作品を作っていただいて皆さんに心から感謝します」と本作の仕上がりに満足げだった。この日は永瀬匡、今井れんも登壇した。(取材・文:名鹿祥史)
映画『CUTIE HONEY -TEARS-』は公開中