ファスベンダーの本気!『アサシン クリード』来年3・3日本公開!
マイケル・ファスベンダー主演で、人気ゲームの世界観をベースに描いたミステリーアクション『アサシン クリード』の日本公開日が来年3月3日に決定した。
シリーズ累計9,600万本以上を売り上げるという世界的なヒットを記録している同名タイトルのゲームを、新たなキャラクターとストーリーで実写映画化した本作。
遺伝子操作によって祖先の記憶を追体験させられた死刑囚のカラム・リンチは、自分の祖先がルネサンス期のスペインでテンプル騎士団に立ち向かうアサシン教団の伝説のアサシンだったことを知る。さらには、その祖先が禁じられた秘宝“エデンの果実”のありかを知る歴史上最後の人物でもあった。カラムはその果実をめぐる歴史の裏に隠された謎に立ち向かいながら、驚異的な身体能力を手にし、アサシンとして覚醒していく。
主人公とその祖先を『X-MEN』シリーズなどのファスベンダーが演じ、マリオン・コティヤール、ジェレミー・アイアンズといったオスカー受賞者の実力派たちがその脇を固める。メガホンを取ったのは、ファスベンダー&コティヤールと『マクベス』でタッグを組んだジャスティン・カーゼル監督だ。
ファスベンダーは「人が祖先の経験や過ち、記憶を内に持っているというアイディアがとても魅力的だ」と本作のオファーを受けた理由を明かす。プロデューサーとしても名を連ねており、本作への思い入れは相当なもののようで、先月末には大幅な撮り直しを行っていたとも一部で報じられていた。
そして、カーゼル監督を指名したのもファスベンダーであり、「彼は題材に良い感情を持ち、強気で大胆な選択をする。本作にはリスクもあるが、ジャスティンなら上手くやれる」と強い信頼関係をうかがわせる。一方のカーゼル監督も「過去の体験を通して、自分が誰なのかを理解する現代のキャラクターの物語を更に広げていったんだ。歴史によって自分が誰なのかを教わる。それが映画の中でより緊張を高め、先に展開していく要素になった」と本作をアピールした。(編集部・石神恵美子)
映画『アサシン クリード』は2017年3月3日全国公開