『デスノート』もう一人の死神役に松坂桃李!映画『アイアムアヒーロー』が懸け橋に
映画『DEATH NOTE デスノート』10年ぶりの続編となる『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)に登場する“もう一人の”新たな死神の声を、松坂桃李が担当していることが明らかになった。松坂は「原作が元々好きだったので、佐藤信介監督からお話をいただいた時は、うれしかったです。束の間ながら、あの世界に入れたのはワクワクもしました」と心中を明かしている。
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原作・大場つぐみ、作画・小畑健のヒット漫画を前後編の2部作で実写化した『DEATH NOTE デスノート』の主人公・夜神月と天才探偵Lの死から10年後を描く本作。前作にも登場したリュークを中村獅童が続投するほか、新キャラ・アーマの声優が沢城みゆきであることが発表されたが、もう一人の死神ベポ役として松坂に白羽の矢が立った。ベポは金色のフェイスに6本の指を持つ巨大な死神で、デスノート対策本部の捜査官・三島(東出昌大)とLの遺伝子を継ぐ天才探偵・竜崎(池松壮亮)に、人間界に6冊ものノートがばらまかれていることを知らせる。
松坂が参加することになったきっかけは、松坂が本作のメガホンを取った佐藤信介監督の前作『アイアムアヒーロー』(今年4月公開)の劇中に登場する生ける屍、“ZQN(ゾキュン)”役を熱望したことに端を発する。そのときは「まさか松坂桃李が出てくれるはずがない」とスルーされてしまったものの、実は松坂が本気だったことを伝え聞いた佐藤監督が、今度こそはとリベンジの意でオファーしたという。
シリーズの世界観を象徴する死神役をまっとうした松坂だが、「僕の声だと気づかない方もいらっしゃると思います。あまり先入観を抱かずに、楽しんで頂けたら本望です」と控えめにコメント。あくまで世界観を大事に、裏方に徹したというニュアンスが感じられ、強い思い入れがうかがえる。(編集部・石井百合子)