マーベル「インヒューマンズ」映画ではなくドラマ化へ
マーベル・スタジオは2019年7月12日全米公開予定で進めていた、超人的な能力を持つ種族を描いた「インヒューマンズ」の映画化を白紙に戻していたが、この度、米ABC局とタッグを組んで8話から成るテレビシリーズとして実写化すると公式Twitterで発表した。
キャストやプロデューサーなどは明らかになっていないものの、2017年9月からABC局で放送予定だという。また、放送開始に先駆け、最初の2エピソードを2017年夏にIMAXシアターで上映するとのこと。シリーズ全編がIMAXのカメラで撮影され、IMAXにとってもテレビシリーズをIMAXシアターで封切るのは初めてのことだそう。
The Hollywood Reporter によると、このテレビシリーズは当初予定されていた映画版とは別物だと情報筋は主張しているとのこと。さらには、マーベルが手掛けているほかの人気ドラマシリーズ「エージェント・オブ・シールド」ですでにインヒューマンズを扱っているが、本ドラマシリーズはそのスピンオフ作品という位置づけでもないとしている。
インヒューマンズは超人的な能力を持つ種族で、1965年にスタン・リーとジャック・カービーによって生み出されてから、マーベル作品の中でも人気を集めてきた。本ドラマシリーズでは、今まで語られることのなかった、インヒューマンズのリーダーであるブラックボルトとその王族の壮大な冒険が描かれるという。(編集部・石神恵美子)