『スター・ウォーズ』監督、ベイダー卿の演出にド緊張!おなじみのキャラ登場も示唆?
映画『スター・ウォーズ』シリーズ最新作『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』アジア最速来日会見が7日、ザ・リッツ・カールトン東京で行われ、ヒロインを務めるフェリシティ・ジョーンズをはじめ、出演者のディエゴ・ルナ、監督のギャレス・エドワーズが出席した。本作はシリーズの原点『スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望』へとつながるストーリーが展開、ダース・ベイダーほか過去に公開されたシリーズに登場するキャラクターについてエドワーズ監督は、詳しくは言えないと前置きしつつも「ダース・ベイダー以外にもキャラクターは出てきます」とファンの期待をあおる発言で会場を盛り上げた。
さらに「ダース・ベイダーを演出するのは夢のような時間でした」と笑顔を見せたエドワーズ監督は「ベイダーが現場に入ると、40代の大人もみな子供のようにワクワクしてしまうんです。でも僕は、ベイダーにダメ出しをしたら、フォースでやられてしまうんじゃないかと思って勇気がいりました」とユーモアたっぷりに撮影を振り返った。
また、撮影現場にはルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルも顔を出したようで、フェリシティがその時の詳細を話そうとすると、エドワーズ監督から「ノー」とネタばれ禁止の制止が入る。代わりにエドワーズ監督は「ハミルさんはわたしにとって子供の頃からヒーローでした。そんな彼とお会いしたとき、なんとわたしが監督した『GODZILLA ゴジラ』のTシャツを着てくれていたんです。すごく不思議な1日でした」とマークとのエピソードを明かした。
またディエゴも「ハミルさんから(映画の公開によって)『人生が変わる準備ができている?』と聞かれたのですが、僕にとっては、ルークと握手している時点ですでに人生が変わっていると言いたかったよ」と興奮気味に語っていた。
本会見では、日本画家・柏原晋平さんによる『ローグ・ワン』をイメージした襖絵も披露。登壇者が「希望」を表す星を描き入れるという趣向も用意され、日本文化が漂う見事な襖絵にエドワーズ監督、フェリシティ、ディエゴともに満足そうな表情を浮かべていた。(磯部正和)
映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は12月16日より全国公開