「仮面ライダー」竹内涼真、マーベルヒーロー演じたい!アメコミ界の伝説に直談判
俳優の竹内涼真が2日、幕張メッセで開幕したポップカルチャーの祭典「東京コミックコンベンション 2016」でアメコミ界のレジェンド、スタン・リーとトークショーを行った。アメコミ作品の大ファンだという竹内は、「スパイダーマン」など数多くの名作を生み出した伝説との初対面に「緊張して吐きそう」と恐縮の表情を見せた。
米俳優のダニエル・ローガンと共に、本イベントの日米親善大使を務める竹内。司会者から、特撮ドラマ「仮面ライダードライブ」で日本のヒーローを演じた俳優としてスタンへ紹介されると、「おこがましいですよ」と謙遜。アメコミ作品については、「スピンオフから全部観ています。映画館にも何回も足を運んだり、本当にオタクなんです」と語った。
さらに一番好きなアメコミヒーローは「キャプテン・アメリカ」だと明かした竹内は、スタンを前に「会ったら言いたいことがあったんです。この日のために英語を練習してきました」と述べ、英語で「マーベルヒーローをいつか演じたい」とスタンに直訴。せっかくの直談判も93歳のスタンがなかなか聞き取れず、会場が一旦は笑いに包まれたが、アシスタントを介して竹内の気持ちを知ったスタンは「どんなキャラクターを演じたいと思いますか」と逆質問。
竹内がスタンの代表作のひとつ「X-MEN」を意識して「ミュータント」と回答すると、嬉しそうな表情でスタンは「言われてみれば少し(あなたは)ミュータント風にも見えますね」と返し、竹内のマーベル趣味について「とってもいい趣味ですね!」とエールを送った。
今回初開催となった日本のコミコンについてスタンは「アメリカのコミコンもまさにこんな感じ。いずれアメリカと競合できるような大きなイベントに成長・発展していくと思います」と絶賛。日本の雰囲気についても「今回感心しました。この雰囲気や皆様のユーモアのセンスなどとても感銘を受けました」と述べ、「また、ぜひわたしを招待してほしい」と話していた。
(名鹿祥史)
「東京コミックコンベンション2016」は12月4日まで幕張メッセで開催