「奥様は魔女」ドクター・ボンベイ俳優、死去 89歳
米テレビドラマ「奥様は魔女」で魔界の医者ドクター・ボンベイを演じた性格俳優のバーナード・フォックスさんが、12月14日(現地時間)にカリフォルニア州バンナイズの病院で亡くなったと The Hollywood Reporter などが報じた。89歳だった。
バーナードさんはドクター・ボンベイを演じるにあたって、第2次世界大戦中の英国海軍で自分の上官だった男性をモデルにしたとbewitched.netのインタビューで明かしている。「普通の医者を演じていたら1回限りの出演になっていただろう。でも、すごく個性的なキャラクターにしたおかげで、登場させやすくて何度も呼ばれたんだ。世界各地から、いろいろな衣装で駆け付けるというのは脚本家のアイデアだったけど、ダジャレは僕が考えたものだ。当時はそういうことが自由にできたんだよ」と語っている。
バーナードさんはタイタニック号を描いた映画2本にも出演。1本目は1958年の『SOSタイタニック/忘れえぬ夜』で、2本目はそれから39年後に製作されたジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』だった。
そのほかには『ラブ・バッグ/モンテカルロ大爆走』『Mr.BOO!ミスター・ブー』などでも知られ、最近では『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』に出演していた。(澤田理沙)