実写『銀魂』関係者が続々と謝罪…“謝罪会見”を期待する声も
空知英秋の人気漫画を実写化する映画『銀魂』(2017年7月公開)の関係者が実写化を“謝罪”する動画が次々と公開され、そのユーモアたっぷりのパフォーマンスが「『銀魂』らしい」とファンの間で大きな反響を呼んでいる。
事の発端は、先日開催されたジャンプフェスタ2017の「銀魂」スーパーステージにて、福田雄一監督、佐藤二朗(武市変平太役)、ムロツヨシ(平賀源外役)の3人による“謝罪動画”が公開されたこと。映像で福田監督は2人と共に「今回は皆さんの愛する銀魂を実写化してしまい本当に申し訳ございません」と謝罪。加えて、この動画に登場したのが主演の小栗旬(坂田銀時役)や菅田将暉(志村新八役)、橋本環奈(神楽役)でないことも謝罪した。
21日には「どーしても万事屋の長として銀魂ファンの皆様に謝罪したい」という小栗の謝罪動画が福田監督のTwitterで公開。小栗は「菅田将暉がどうしてもやりたくないというので……」と冗談をまじえつつ、ジャンプフェスタに行けなかったこととあわせて「実写化してどうもすみませんでしたッ!」と頭を下げた。
そして、やり玉に挙げられた菅田も、小栗の動画が公開された数時間後に福田監督が公開した動画に登場。「僕がどうしてもその日は『帝一の國』に集中させてほしいということでおうかがいできず……」とジャンプフェスタへの欠席と実写化を謝罪した。
この謝罪リレーにSNS上のファンは、「まさかの謝罪」「謝罪から始まるなんて銀魂らしい」「こういう原作の雰囲気を取り入れてくれる感じ…好きです」と反応。「銀魂」というと、アニメシリーズでとある謝罪会見のパロディーを行った回が大きな話題となったこともあり、「銀魂らしい謝罪はやっぱり謝罪会見じゃないですかね。例の(笑)」「完成披露試写会とかの記者会見は、あの野○議員の謝罪会見風に…するってオチ? を期待!」などとさらなる“謝罪”を求める声も上がった。
すでに公開されているキャラクタービジュアルや、特報映像が原作ファンの間でも高評価を受け、期待が高まっている映画『銀魂』。この謝罪パフォーマンスでさらにファンの心をがっちり掴んだようだ。
パラレルワールドの江戸を舞台に、風変わりな侍・坂田銀時とその仲間たちの周りに起こる様々な出来事をユーモアとアクション満載に描く同作。実写映画には、小栗らのほか、長澤まさみ(志村妙役)、岡田将生(桂小太郎役)、中村勘九郎(近藤勲役)、柳楽優弥(土方十四郎役)、吉沢亮(沖田総悟役)、新井浩文(岡田似蔵役)、菜々緒(来島また子役)、安田顕(村田鉄矢役)、早見あかり(村田鉄子役)、堂本剛(高杉晋助役)などが出演する。(山田貴子)